あんみつは みはし に初挑戦。
金曜日夜、仕事の後東京国立博物館140周年 特別展「ボストン美術館 日本美術の至宝」 の会場に向かうため、上野駅のアトレを通り抜けていた時に目にした「みはし」。
帰りに開いていたらお邪魔しようと思っていた。
展覧会は予想通りとっても楽しかったので、閉館する20時ギリギリまで粘った。
金曜日夜なのでマシだとは思ったが、いつもなら閉館20分くらい前になると前半の展示はガラガラなのに、今回は丙間5分前まで行列ぞろぞろ状態で、しかもなかなか進まない人がいたらしくじっくり観ることができなかった部分もあった。
上野の森を速足で抜けていく途中、いつの間にか(←私がいつも通らないルートだっただけ)出来ていた、ウッディで素敵な雰囲気(←従来の上野公演に比べて)のスターバックスや他のカフェを横目に、ひたすら「みはし」を目指す。
20:30ラストオーダーってことで十分間に合った。
入り口横に販売コーナーがあり、そのガラスショーケースの中の豆かんは売り切れていた。あんみつはまだたっぷりあった。
もちろん、豆かんをいただく気満々だったがあんみつの「みはし」らしいのであんみつでもいいや、と思い入店。
入り口にレジがあり先払いするシステム。
でも、外向きの販売コーナーとこのレジは一人のお姉さんが兼任していて、すっごく迷ってあんみつを買って行った老婦人の対応が恐ろしく長かったせいで、私が支払う頃には後ろに6人も並んでいた。(笑)
みなさん、上野の森の帰りらしい。考えることは一緒だな。(笑)
レジのメニューにあった豆かんをオーダー。
テイクアウトとは別口らしい。よかった。
アトレ内なのでパスモ(スイカ)が使えるのが便利。
支払い後、番号立て札を持たされ好きな席で待つ仕組み。
ほどなくお茶とおしぼりが運ばれ、さらに5分くらい待って豆かんが登場。
たっぷりの赤えんどう豆!かなり満足(笑)
一口目をいただいた感想。
「ぬるい!そして、豆が固くて塩辛い!」
寒天の味はいいのだが、ぬるいとその良さが十分に発揮されずこの状態で供される寒天が不憫だ。
寒天と豆の数的なバランスは申し分ないけれど、両者の固さのバランスが悪いというか、そのテクスチャーに関しては、ギャップがあればある程いいと考えているかのようだ。
豆の皮が固くて中味はホクホク。せっかくのホクホクだが、あんなに皮が固いと・・・。
例えるなら、そら豆をホクホクに茹でたものの皮ごといただいているような感じだ。明らかに皮が邪魔。
そして、塩気が強い。
でも、この方が「食べている感」があると言う事なのか???
それとも、あんみつになった時には、このバランスがベストなのだろうか???
「梅園」の豆かんの豆も似たような感じだった(梅園の豆かん、う~ん(笑) )ので、お江戸のスタンダードはこうなのか???
でも、私は豆と寒天の固さを揃えてある「銀座立田野」の豆かんの方が断然好みだ。
今年になって、渋谷を通過することが多くなりすっかりご無沙汰しているがやっぱり立田野の素晴らしさが再認識できてよかったわぁ。(←個人的な嗜好ではあるが、みはしに失礼すぎ)