向井理君onぴったんこカン・カン を見てその時の水木先生を見て私も豆かんに興味津々 。
ってことで、数少ないお試しの中で早くも銀座立田野の豆かんが大のお気に入りになり、週に3個以上はいただいているのである。
が、一通りリサーチした際に赤坂のTBS前にある明治28年創業の相模屋 も気になっていた。
だって、ぴったんこカン・カンはTBSですから。。。
で、赤坂サカスに仕事がらみで19時までに行かなくてはならず、定時で仕事を切り上げるちょうどいい言い訳もあったのですかさず、相模屋へ!
本当にTBSの真ん前。
この通りはこれまでに軽く3ケタを超える回数通っていたのだが、19時までの営業のせいか全く気付かなかった。
派手派手な飲食店に挟まれ、時がとまったような店内では、ショーケースの向こうで黙々と作業が行われていた。
ケースの中には、寒天や餡子も販売されているが、豆かんは3人分のもののみとのこと。
ぴったんこカンカンでのお土産は1人前ずつケースに入っていたので全然ちがった。。。ま、いいけど。
3日間日持ちするとのことだったので買い求めた。
↓豆かん 3人前 1155円
↓こんな注意書きが中から出てくる。
↓箱を開けると・・・
↓水で洗ってよく水切りをして・・・
↓1本分の寒天をサイコロ状に切って、半分のエンドウ豆と黒蜜をかけたところ。
↑上の方は黒蜜がかかっていないのでかなりパサパサなのがわかるかと。
↓混ぜてみました。1.5人前
味の感想。。。
まず、びっくりしたのがエンドウ豆の塩がものすごく効いていること。
確かに3日の日持ちを考えると、添加物を使わないためにはこれくらいのお塩は必要だろうと思うけど。
寒天は、ものすごく寒天らしいお味。むしろトコロテンでいただきたいと思った。
お店のHPをみると・・・
天草の種類
相模屋の「寒天」は創業以来、伊豆七島産・西伊豆産の最高級の天草を使用し、手作りによる手間暇かけた製法を受け継ぎ、磯の香り豊かな「寒天」を提供する事をモットーに今日に至っております。作り置きをしない、古来より変わらぬ製法により大量生産は出来ませんが、「寒天」本来の風味や食感をお楽しみ頂けます。
なるほど・・・。
そして、黒蜜はなぜかものすごく甘い。
立田野のものよりあっまい。
でも、塩気の強いエンドウ豆と海藻の香りプンプンの寒天をつなぐためにはこれくらい主張の強い黒蜜でなければ太刀打ちできないかも。
と、思うほどたった3つの材料が夫々激しく競い合っているようなお味。
江戸前の老舗のお料理をいただいたときにも感じるが、塩気や甘味がはっきりと前面に出る味付けがこのまれてきた結果なのだろうな~などと思った。
暑い夏に思い切り汗をかいてからいただくともっと美味しく感じるのかもしれない。
相模屋さんは入手方法やいただくまでの手間もかかるし、今のところ銀座立田野の豆かんが ナンバーワンだなぁ。