結局最終回まで全6回観てしまった。
第1回の感想 チェイス 国税査察官・・・おもしろいかも
第3回の感想 チェイス 国税査察官・・・おもしろいはず・・・
で、4・5回は感想書くほどでもなくついに最終回。
一体どうやって終わる気なのか???って思うほど、ある意味支離滅裂な展開。
昔のドラマによくあったような、都合のよい展開や恨み節炸裂なドラマだった。
脱税スキームとそれを暴くエリート集団国税局との攻防をスリル満点(←古っ!)に見せてくれるのだろうと思いきや、ドラマならではの爆発とかあり得ない家族関係とかまあそんなこんなのてんこ盛り。
それを見ていて、海外ロケとか爆発とかハゲタカに較べてお金かけてもらえていいな~と、わけのわからないことを思うワタクシ。
ドラマを見始めたときに思い出した母の言葉。
「あなたみたいに、いちいち分析したり整合性を求めたりしちゃだめよ。その世界で楽しむんじゃなきゃ見ちゃダメ」
これは、母の愛する韓国の歌手 ピ(ファンに言わせると“ワールドスター Rain")の主演ドラマ「フルハウス」がいいからと、無理やり一緒に鑑賞させられたときのことだった。
因みに、思いの外ほっこりできるいいドラマだった。
そもそも、ドラマにそんなにハマったり興味を持つことのなかったワタクシ。
若かりし頃に、ロングバケーションにハマったくらいだ。
もちろん、土曜ドラマ ハゲタカにはハマった。だって、すごいもん。
いちいち分析するほどにその良さがわかると言う素晴らしい作品だ。特に映画。
そういう視点でドラマを楽しむようになったのはハゲタカ以降だ。
話がそれたが、「チェイス」については、母の言葉を思い出してあまり突っ込んだりしないようにして昭和テイストを楽しんで鑑賞した。
が、その途中で夜中にたまたま見た再放送の「外事警察」の第4回を見て、全然違う・・・と思ってしまった。
ドラマ自体は、途中から とか飛び飛びでしか観たことがなかった が、決して初めて見たわけではなかった。
因みに第4回は全く見ていなかったせいもあり、チラっと見ていたら眠いのに最後まで観てしまったのだ。
が、「チェイス」を見た後で改めて見ると、色々な要素が複雑かつ綿密に織りあげられた作品だと感じた。疲れるけど(笑)
それに比べるようなものではないが、「チェイス」はそういうタイプではなく、ファミリーや色恋もどき、男の仕事、お金を織り交ぜながらわかりやすく、それこそドラマならではの展開で楽しませてくれるものであった。
映像も音楽もよかったし、下手くそな俳優も出ていなかったし(←超エラソー)普通のドラマの面白さがあったのでは?あ、あの主人公の娘の演技は嫌いなタイプだったけど(笑)
でも、最終回を見てあらぁ・・・って。
だって、左遷された江口洋介、ちがう、春馬が村雲からの連絡があるって自信満々なのがオカシイ。
村雲程の頭脳と金とネットワークを持っていれば、母親のことなんてとっくに把握しているはずだし。
って、思って見ていたらやっぱり知ってたけど、頭脳労働者の春馬がそんなことに気づかないはずもないし。。。
檜山基一があんなふうに復讐するかな?とか色々思いましたよ、最後まで。
挙げるときりがないくらい、ある意味オモシロかった(笑)
結局、母の言葉を頭の隅に置きつつ、やっぱり習性はそうそう変えられるものではないらしい(笑)
ARATA演じるところの村雲修次が不憫過ぎました。
といっても、私にあるらしい不憫萌えのツボが押されることもなく(苦笑)
でも、江口洋介満開の春馬よりも村雲修次になりきっているように見えたARATAのほうが魅力的だった。
今、番組のHP を見て、マルサ度診断というのをやってみたけど「春馬度65%。努力次第で査察官になれるかも」って。微妙。うれしくもなくくやしくもなく、やった意味がわからなくなった(笑)
6月2・3日に一挙放送があるらしい。評判よかったのね~。きっと(笑)
褒めてるのかけなしているのか、わからない感想だがおおむね面白かったです、終わり。