一人、二人、三人居るよ
四人、五人、十人に成るよ
十人、五十人、百人に化ければ
更新が止まっても並び続けてる
どうしたって何にも考えちゃいないんだ
ある日その列に遭遇しただけ
傾げるそぶりも揺れ動かされず
君の脳みそは絶対数を選んだ
探偵じゃないし逆立ちもしてない
構えるどころか決めかけちゃないさ
皮肉屋じゃないしあべこべじゃない
回り込むどころか馬鹿にされてる
だから言わせりゃ信じられない
だからか つかれて音沙汰消える
彼女にピントを合わせているなら
流行りの賛同に乗ってみなよ 瞬間的にと空洞をこさえて
頷いてみたり囁いてみたり 配ってみたり庇ってみたり
いそがしいったらありゃしない
取り急ぎ重要じゃないメモリを 躍起になって共有する
かといって罵った相手など覚えちゃいない
アイドルのファンと同じ様なもの 流行りって直ぐに変わるからね
一人、二人、三人減るよ
四人、五人、十人は離れた
十人、五十人、百人の移り気
人達は何にも考えちゃないよ
その次に長蛇な列へ向かうだけ