サングラサンクチュリア | -匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

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太田光さんよろしく
それ奈良美智!(←それなら良しとも!と読む)というギャグを流行らせようとしたけど、チャットの皆には嫌われてたので誰も使ってくれなかった男の...苦悩と葛藤と少しだけ優しさの日々

その先にゃ段差とロープとありゃしないのに
お嬢様の様に取り扱われて 少女の様に赤らめてる
誰か足掛け靴紐でも結べば繰り返されるってのに
ハンカチ置いてもらったなら 無垢な微笑みを見せて座る 


あの娘は目隠しをされたままなんだ
ずっとバンダナで隠されたまま
ずっとバンダナを覆われたままさ
けれど優しく力強く 全ての男が手差し伸べてくれりゃ
何にも見えちゃいなくたって 何にも不思議にゃ思わない
数千数億不自由なく 何時も誰かしらに愛を捧げられてる


その夜までに押しかけられれば 本当は誰でもokayな奴等
それでも王子様? 誰でもいいの? 俺以外の王子様なら?
優しくされて突き放されて燃え上がりゃ誰でもいいのかよ
分かっているさ 俺以外の全ての男なら...誰でもね...


イカレてる イカレてる イカレてるんだよ あの娘の楽園
あの娘の友達にあの娘の取り巻き 盲目に手を貸して舌なめずりなう
何で不思議にゃ思わないんだ それを取り払って奪い去ってやりたい


蕾が膨らみに変わり始めた頃 如何わしさの多くが彼女包んだ

善とも悪とも分からない内に そっと瞳を閉じさせられた

あの娘はずっと目隠しをされてる

何にも見えちゃいないのさ... 何にも見えちゃいないのさ...