夜の彷徨い者 | -匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

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太田光さんよろしく
それ奈良美智!(←それなら良しとも!と読む)というギャグを流行らせようとしたけど、チャットの皆には嫌われてたので誰も使ってくれなかった男の...苦悩と葛藤と少しだけ優しさの日々

田舎だけれど喧騒を持つ あの子の言葉で息苦しくなり
自由だけれど不自由な 支配できない時に挟まれる
涙 涙 涙の海で 一人溺れてしまいそうな夜は
つけっぱなしの雑音を背にして そっと瞳をとじてみる


ナイトサーファー それも引きこもりの
ナイトサーファー 毛布の奥へ何マイルも潜り
気づけば汗だくで目が覚めて 冴えた怠けに再びかまける


散りゆく桜を目の前にして 食欲と談義に花咲かせてる
彼等のライフはとてもカラフル 僕の毎日とても荒ぶる
涙 涙 涙の海で ラッコの様に身体浮かばせ腹を殴る
貝をこじ開け食べてばかり 誰もがそうと見てるだけ


ナイトサーファー 酷く巫山戯て生きている
ナイトサーファー 愛をぶら下げ温め合ってる
カップル達とは真反対に 萎えた呼吸で息継ぎしてる


朽ち果てた世界の崖から飛び降り 反芻ままならぬ牛の様に
よだれと共に打ち上げられる 滑稽な程に漕げてないのさ
睡魔としょっぱさは共同の成分 一人目玉を充血させて
出もしない彷徨いに少し悔やむけど