スピードといっても遅い速度 | -匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

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太田光さんよろしく
それ奈良美智!(←それなら良しとも!と読む)というギャグを流行らせようとしたけど、チャットの皆には嫌われてたので誰も使ってくれなかった男の...苦悩と葛藤と少しだけ優しさの日々

アイスコーヒーをがぶ飲みしようとも
生憎ポーションを切らしてる
レモンティー氷浮かべて遊びたくても
柑橘類は庭に植えてない


けれどそんなの些細な問題さ
誰か良い案を貸してくれないか
僕は勧誘を振り払わなきゃならない


ある日二人でそこへ訪れた 
僕としてみりゃ十数年ぶりだ
だけど雨男覗かせてしまったのか
天気は朝からしかめっ面
貴方の素振りもそっけないもの
「デートをしてるんじゃないんですよ」
そんなの僕でも分かってるさ
「私は運転手じゃないんだからね」
タクシーのサービス等求めていない


お守りを返しに来たものの
情緒もなにもありゃしない
神聖ささえ欠けさせるそっけなさに
鳩と売店のオバサンだけが
不思議そうにこちらを眺めてた
誰かのつまらなさそうはシールになって
幾つか集めりゃレッドカードでも
提示されるというのだろうか


そう思ったのもつかの間に
とある話題になりゃ瞳輝いて来た
山奥にある施設へのいざないさ
足を運べば二度と帰りたくなくなって
作業手伝えば逆にお布施が貰えるという
まるでユートピア/それはアルカディア
あの人は宗教家でもないはずなのに
なぜか健全に感じなかった


アスファルトも高熱を出して唸る季節
コートを探すのはやめにした
蚊さえふらついて飛んでる様に見える
他の電源を切りクーラーを入れた


考えることもなく断れたなら
せめて相手が美人だったら
どんなに胸の荷が癒えるだろう


色々と語れば横着ととられて
ある日ははしゃいでいたとしたら
ついでにと案内が始まるだろうな
今度は男性が来るらしいけど
ホモじゃないからワクワクもしないさ
言い分だけ聞いてよとは言わないよ
少しだけ考えを変えてみてくれないか
預けられそうな隙間があれば
僕も出来るだけドアを開くさ
けれど未だに続くのならば
看板を立てなきゃいけなくなるかも