あそこへ向かいたくない、電車に乗って足を運びたくない…親と苦悩(と苦痛)を共にしながら、わずかばかりのカウンセリングと眠剤を受け取る為だけに。
思えば世間のイメージなんてのは所詮"精神障害者=知恵遅れ"ぐらいって感じのもの。市役所の役人でさえ(役人だからこそ?)"自分の名前さえまともに書けない人間"だと思ってる。第三者の定義なんてそんなもの。ところが、実際はそうじゃない。「むしろ知恵遅れだった方が幾分かは救われた事だろう」そう思う日も多い…家族や知人は大変だろうけど、本人としては[(精神的)苦痛]がないから。
元々は健全な肉体と精神を持っていたにもかかわらず、何らかの深いショックな出来事が原因で(現在)心と脳が不安定な状態になった人…そう捉えてもらえば分かりやすいのかもしれない。時にそれを[只の甘え]と切り捨てる人もいるけれど、きっとその人は余程神経が図太いか"生きる事に器用な"タイプなんだと思う。デリカシーが無いとも言えるけれど。
政治家や役人ってのは勝手なもので、そんなイメージしか持っていない癖に[手続き]だけはややこしく健常者でさえ中々理解しにくい様な内容にする/それを容認してる。(全て一括りにして)知恵遅れとしか見てない癖に/としか見れない癖に…難しくむずがゆい法を定め、返って国民を縛り付けている。こっちの方がとんだ馬鹿げた話なのに。
とにもかくにも事が済んだら早く帰ろうと思う、明日はATMに行かないといけないらしい…前日というのに。