オイラは政治の事なんて何一つ分かっていないけど…今回の鳩山さんの件を見てて一つ思った事がある。それは"何でもかんでも馬鹿正直に打ち明ければ良いというものでも無い"という事。あの方は偉大なる[総理大臣]様、こちらは只の弱者な国民の1人…同じシンパシィを感じ捉える事も無いんだけど自分にもこういう部分が少なからずある。
それは(このネット世界で)メールやブログetcを通じ知り合った「この人とは長く仲良くなりたい」と思った人間/人が居る場所においては、最初から[自分の弱い部分/マイナスな部分]をおくげもなく見せてしまうという癖。これは時に酷く身勝手な行為でもあるんだけど…先日の鳩山さんも(恐らく)持っていたであろう「正直に話せば、きっと分かってもらえない事も無いだろう」という(ある意味)呑気で怠情なココロ。自分の場合はあえて"先に宣言しておく行為"なので(一見鳩山さんのそれとは)ビミョーに違う例の様にも思えるかもしれないんだけど…何処か[世間知らず]で[甘ちゃん]な側面、それだけはこんな自分とも大差無い様な気がするんですね。
(不意打ちを突かれた様なQだったとはいえ)言い逃れの様に馬鹿正直に己の未熟さを詫びて、総理大臣としての未熟さも露呈してしまった鳩山さん/先にほぼ全てのマイナスポイントを告白しておく事で"それでもよかったら仲良くしてやってね"という想いをストレートに伝えられるオイラ。
そんな二つの例も第3者からしてみたら「もうちっと器用にやればいくらでも上手に出来るのに」そう思われてしまう様な所もあるんじゃないかなぁと。薄々は勘付いていたものの、どうしてもその[甘えん坊な思考]に踏ん切りがつかず楽なやり方のそれに依存していた自分。"自分の非/弱点を包み隠さず(正直に)ありのまま曝け出して低姿勢でいれば、きっと皆には伝わるだろう"…そう、そんな考えは今の時代通用しない。少なくとも(低迷した中で酩酊を繰り返してる)現在の政治の世界においては誰も納得なんかしやしない。呆れられてしまうだけなんだ。これを[身近な人間関係]に置き換えて、そろx2自分も少しぐらいは上手くやる方法を身につけないといけない…まるでスパイの心理作戦よろしくだけど学ぶべき所もあるなと心からそう思った。