二十何分の詩 | -匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

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太田光さんよろしく
それ奈良美智!(←それなら良しとも!と読む)というギャグを流行らせようとしたけど、チャットの皆には嫌われてたので誰も使ってくれなかった男の...苦悩と葛藤と少しだけ優しさの日々

権威じゃないから平等じゃない
博士じゃないから堅物でもない
労働者じゃないからお腹はたるんで
食欲は戻ったけど探し物は戻らない

困ったもんたぜ
困り果てたぜ
夕焼けで包まれた空が前向きだから
朝焼けと区別がつかないオレンジだから
僕は更に溜息をついた
時の儚さに打ちひしがれて
昨日より深く息は漏れてく
あの娘の憤りよりはマシかもしれないが
君達の様に浅はかでもないからヤになっちまう

今は誰の忠告も聞きたくない
寄越して欲しいのは優しさだけさ
誰もかれも欲だけは深くて仕方ないね
君もあなたもおしゃべりな地上
お日様の様に黙ってられない
頂の天気の様に気分屋ばかり
不満も無いのに皮肉屋ばかり
術を知らないのにチャレンジャーばかり

無口で物分かりの良いナイスバデー
グラマーでお淑やかな精神科医
聞き役にのみ徹する心の看護婦さん
あんたにならこの心捧げてもイイよ
とんだ問題児だけどお相手してよ
宜しけりゃその先の展望も期待するよ
期待しないから接待してよ
絶対じゃなくていい ネクタイになってよ
君のピンになり繋ぎとめてみせるよ
キスして愛撫して確かめさせてよ
僕にも見方がいるの確かめさせてよ