テーマ:☆言寺
半分は気まぐれで半分は好奇心
良質だろうがその反対だろうが
人々は覗く事ですっきりしてる
適当にこぼせばそれでいいのさ
脳味噌の中身を知りたいわけでもない
打てば響く波模様の様に
面白いようにキョロキョロさせる
けれどやっぱりそれさえ気まぐれ
マスターベーションのコミュニケーション
老いも若きも男も女も
広くて狭い架空の世界で
甘くてとろけそうな他人の不幸
それを求めて右往左往
縦横無尽に指を這わせる
今日もそれをするのかい
電気さえ止まらなきゃ見たいだけ見れる
ヤらしいやつだよあんたって人は
誹謗の眼差しでよだれをたらし
ろくでなしの書き流しで空虚を満たす
気が済んだなら出て行ってくれよ
汚れた下着は変えなきゃ駄目だぜ
意味さえ分からず知ろうともせず
あんたもあなたも君も誰かも
まだまだ欲望はおさまらないんだろうね
そんなのいいから出て行ってくれよ
読みたいのはこんな詩じゃないだろ
目にしたいのは滑稽な痴態
他人の勝手な気まぐれと嫉妬 それに伴った詮索と期待
それほど僕を悩ませるものはありゃしない
もしも何処かで君と会えたなら
僕は鏡を君に向けるだろう
それさえ見てみりゃ何か変わるか
きっと明日も同じ事さ
僕は週刊誌のライターじゃないんだよ
分かったら次の獲物を探しな