テーマ:☆言寺
全ての希望にそっぽを向かれ
今や太陽の光さえ当たらない
オーロラを待つ事も無い薄暗闇の中
孤独のペンダントをぶら下げて
1人誰かを待っている
僕は何かを待っている
気まぐれな眠りに従えば
目が覚めた時には形勢逆転
そんな夢を何度となく見た
一日に呟いた独り言の数を数えるのも
高く高く掴めない空に向かい唾を吐くのも
一人ぼっちじゃあ直ぐに飽きてしまうさ
あれだけ好きだったお気に入りのCD
恋の唄さえ聴く気になれない
相手がいなきゃダンスは踊れない
ここに猟銃があったなら
クレー射撃の的にでもするかもな
loveもhateも関係ないさ
ここではそんなの関係無いさ
知らなきゃ良かった事ばかり
知りたくなかった事ばかり
誰かのふざけた悪知恵で
おざなりにされた騙し絵の世界
人々は皆自分勝手になっちまった
僕もその一人になっちまった
けれど誰かのように上手くやれなかった
器用者を演じるのさえ続けられなかった
気づいたらここに座ってたのさ
ここじゃ時間が止まってる
心ばかりの自由もあるさ
けれど脳味噌は絶えず動いてる
一瞬それを忘れられても
タイマーが時をカウントすれば
僕は又16の頃に戻る
心はもがき苦しみ続けるだけ
そして只管出てけと追いやるのさ
一日の半分はそれで終わる
バディ・ホリーのラブソングさえ
今じゃ悪魔の歌に聴こえるよ
四角く黒い箱の中
嘘を演じてお金をもらってる人にさえ
本気で苛立ちを覚えてるのさ
カーテンを開けても外は宇宙空間
星屑の光なんてちっぽけなものさ
それでも奴等さえ仲間がいるのに
僕はやっぱりここに一人
今にも枯れてしまいそうな一輪の青い花
誰か僕の御日様になってくれよ
僕の生きる目印になってくれよ
優しく抱きしめてキスしてくれよ
今は何年の何月だっけ
次にフェスティバルがあるのはいつだっけ
ここはなんていう惑星だっけ
ずっと昔からサングラスをしているような気分
無駄だと分かってるけど待ってみるよ
気まぐれな眠りが僕を襲うまで
今日も君を待ってみるよ