⑳ | -匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

-匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

太田光さんよろしく
それ奈良美智!(←それなら良しとも!と読む)というギャグを流行らせようとしたけど、チャットの皆には嫌われてたので誰も使ってくれなかった男の...苦悩と葛藤と少しだけ優しさの日々

テーマ:☆言寺

全ての希望にそっぽを向かれ

今や太陽の光さえ当たらない

オーロラを待つ事も無い薄暗闇の中

孤独のペンダントをぶら下げて

1人誰かを待っている

僕は何かを待っている

気まぐれな眠りに従えば

目が覚めた時には形勢逆転

そんな夢を何度となく見た

一日に呟いた独り言の数を数えるのも

高く高く掴めない空に向かい唾を吐くのも

一人ぼっちじゃあ直ぐに飽きてしまうさ

あれだけ好きだったお気に入りのCD

恋の唄さえ聴く気になれない

相手がいなきゃダンスは踊れない

ここに猟銃があったなら

クレー射撃の的にでもするかもな

loveもhateも関係ないさ

ここではそんなの関係無いさ

知らなきゃ良かった事ばかり

知りたくなかった事ばかり

誰かのふざけた悪知恵で

おざなりにされた騙し絵の世界

人々は皆自分勝手になっちまった

僕もその一人になっちまった

けれど誰かのように上手くやれなかった

器用者を演じるのさえ続けられなかった

気づいたらここに座ってたのさ

ここじゃ時間が止まってる

心ばかりの自由もあるさ

けれど脳味噌は絶えず動いてる

一瞬それを忘れられても

タイマーが時をカウントすれば

僕は又16の頃に戻る

心はもがき苦しみ続けるだけ

そして只管出てけと追いやるのさ

一日の半分はそれで終わる

バディ・ホリーのラブソングさえ

今じゃ悪魔の歌に聴こえるよ

四角く黒い箱の中

嘘を演じてお金をもらってる人にさえ

本気で苛立ちを覚えてるのさ

カーテンを開けても外は宇宙空間

星屑の光なんてちっぽけなものさ

それでも奴等さえ仲間がいるのに

僕はやっぱりここに一人

今にも枯れてしまいそうな一輪の青い花

誰か僕の御日様になってくれよ

僕の生きる目印になってくれよ

優しく抱きしめてキスしてくれよ

今は何年の何月だっけ

次にフェスティバルがあるのはいつだっけ

ここはなんていう惑星だっけ

ずっと昔からサングラスをしているような気分

無駄だと分かってるけど待ってみるよ

気まぐれな眠りが僕を襲うまで

今日も君を待ってみるよ