2月に読んだ本は15冊。

年間100冊読書を目標にしています。

これまでの累計は29冊です。

ちょっと、ハードルが低すぎたか…


2月は個人的にさくらももこさんフェア。


15冊のうち、9冊がさくらももこさんのエッセイだった。


さくらももこさんの本は、

私が小学六年生の頃、クラスの男子が

「もものかんづめ」を読んでいるのを見て、

「ちびまるこちゃんの人って、文章の本も書いてるんだー!」

と興味を持ち、読み始めた。



一見、本とか読まなそうな

休み時間はサッカーとかしてる感じの男子なのに

「集英社文庫」の黄色い背表紙を手にしてるのがなんか大人っぽくて羨ましかったのもある。



当時の私は、子ども向けの「青い鳥文庫」しか読んでいなかったからね。



早速書店で「もものかんづめ」「さるのこしかけ」「たいのおかしら」エッセイ三部作を母親に買ってもらい、

リビングでこれ見よがしに読んでいると

寝そべってテレビを見ていた父が


「おっ、お前もそんなちっさい字の本が読めるようになったんか〜」


と何やら嬉しそうにしていた思い出。




そして私はさくらももこさんの書く文章にどっぷりハマり込み、

本屋へいけば作者名「さ」の棚へ直行し

まだ読んでない作品を片っ端から買って行った。



そうして集めた本たちは

事あるごとにたびたび読み返していたのだけど、

就職の時にすべて実家へ置いて行ってしまい

その後どうなったのか不明…



今回、図書館で借りて思ったけど

やっぱりさくらももこさんの本は手元に欲しいな。



また全部買い集めようかな。

もちろん新品をね。



作家の吉本ばななさんが

公式ブログ(アメブロ)で公開されている

さくらももこさんの追悼文を読んで

またウルウルきた。



さくらももこさんの文章って

こちらに語りかけてくれてるような感じで、

本を開くたびに

「また会えましたね」

って心の中で対話してる。

(痛い?笑)