昨日はスウェーデンの友人お別れパーティがあった。

あっ

お久しぶりです。このブログ。


引越しをしてからずっとお休みしてました。
引越しした日に今の彼と出会いお互い夢中になっていたから。というのが本当のとこですが。

今は彼も私も落ち着きを取り戻した今日この頃です。
お互いの状況もガラリと変わった。
彼は職を辞め無職、私は部署移動。
彼の風貌は仕事をしていた時とはガラリと変わり、最近はとれかけてはいるがパーマなんかかけちゃってます。

お互い変化の年なのかもな・・とも思う。

彼は9月頃から数ヶ月ほど海外へ旅に行く。
初めての海外でアナタ何も部屋を引き払う事もなかろうに。


と思いますが、今の彼にとって日本から出て見る事は必須な事。寂しいというより

ぜひとも行って頂きたい。


という思いの方が強い。というか私が勧めたというものあります。

彼は多分迷っていて焦っていて自分の道が分からなくなっているんだと思う。
そして何か自分自身を変えなくちゃ。と試行錯誤している様子。
34歳、これからの人生をどう過ごすか。これは同じ歳である私の課題でもあるが。
ここで変わらないと歳取ってから酷い事になるだろうな・・と思ってしまう。

彼に気づいて知って欲しい事はたくさんある。


感謝するという事を知る事、どうにもならない事から逃げない事、責任を持つ事、自分に自信を持つ事、男友達を作ること、自分の思った事を言う事、自分自身を知る事、人の気持ちを考えられるようになる事。

言葉が通じて友達がいて逃げられる環境もあるこの場所にいる限り、彼は変わらない。気づかない。
日本を出て何も学ばなかったという人を見たことがない。
皆、それぞれ何かを学び気づき日本に戻ってきて自分の目的に向かう人が多い。

それを彼にやってほしい。
そしたらきっと今よりも生きるのが楽しくなると思う。

っていうか、もっと早くやっといてよ。
という愚痴彼もあるけどね。
引越して3日目、精神的、肉体的、頭脳的、全てフル回転してきて、やっと今までの生活ができるようになってきました。

初日はシャワーをあびるだけでも一苦労でした。
ご飯を食べるというどころじゃなかった。むしろ忘れてたくらいです。
部屋を片付け生活必要品を買って部屋で一息つけるようになった頃に、ようやくお腹が空いてきました。お腹が空くって元気な証拠なんだなぁと改めて思いました。

そして今日は少し勇気を出して皆の集まるリビングルームでご飯を食べました。
一歩踏み出すまで時間がかかりましたが、勇気を出して良かったと思います。
みんなでTVを見ながら色々と話したり笑ったりしながらご飯を食べる。

なかなかいいもんですね。

今日は韓国から来た留学生の人に韓国語を教えてもらいました。
皆さんとても明るく素敵な方ばかりです。

私は
これからも少しずつ色々な事に勇気を出して一歩を踏み出していこうと思います。



たくさんの歴史がつまったこの部屋、この中野新橋とも15日でお別れ。

ここに住んでた間
妹は結婚し引越して行き
大江戸線が開通し
一番の友人がカナダへワーホリで行き戻ってきて
ずっと工事していたラ・トゥール新宿という高級マンション(家賃月20万~)が完成し
すし屋がつぶれ松屋になり
モスバーガーがなくなりクリーニング店になり
工事で年中うるさかった山の手通りに中央環状線新宿が出来上がり
浮浪者で埋め尽くされてた中央公園は綺麗になり
色々な場所で目に付いたNovaがなくなり
駅のチケット売り場が綺麗になった。

それでも変わらないのは私が住んでたって事だ。


変態だったルージュとの出会いとショック。上野で数時間待たされたっけ。
はまつんとの出会い。一生の別れじゃないのにただ住む場所が変わるだけなのに悲しい。
多分一番悲しいんだと思う。
V.Dに弁慶橋の上で告白した調理場の人。
世界へ出るきっかけをくれたダニエル。彼はイギリスでつかまりひっそりと暮らしている。
アメリカで友達と知り合うきっかけを作ってくれたテリー、彼はやさしい人だった。
違う形で出会いたかったジェームス
もう一度どこかで会いたいジム
思い出す度に今でも謝りたいデビン
米軍基地での思い出と共に思い出すケント
バラの花を送ってくれたインドの人。彼に悪い事をしたと後悔してる。
遠距離恋愛の末別れたスティーブ。彼はうちの家族とも会った。
まっつんとの出会いと別れ。マル・コロ(二人で飼ってたハムスター)の死はまだ乗り越えられない。
江ノ島の海辺で米軍の生活が嫌だと悩みを打ち明けたシェ-ン、今では大学生でタイにいる。
六本木のクラブで騒いだ日々、今ではつぶれ空きビルになっていた。



楽しかったニューオータニ店から本店に移った思い出。
おかみさんやねーさん達は怖かったけど、今思えば親心だったと思う。
当時の私には理解できなかった。実はみんないい人ばかりだった。
私の好きな仕事を和の最高の場所でさせてもらった。
辞めなければよかったって誰にも言わなかったけど、これは私の後悔の一つ。


A○の職場での楽しい思い出。あんなに笑った事はない。
雪の日もチャリで通ってた仕事場

思えば長い、でもあっと言う間だった。
たくさんの事を学んでたくさんの人と出会って別れてたくさん恋してたくさん泣いて笑った。


まだまだ人生は長い。
これからまた頑張っていくんだ。