ヤフオクで購入した、初の付け帯。

 

 

 

解いてみました。

 

 

 

仕立てが、とても丁寧で驚きですびっくり

※手縫いとミシン縫いのハイブリットでした

 

 

・帯の縫い糸が、とても細い

 

・帯芯を縫い止めている糸は、帯の縫い糸よりもさらに細い。

 

 

糸が細いということは、針も細い。

 

これほど細い絹糸の仕立ては、初めて見ましたびっくり

 

縫い目も細かい。

※和裁士恐るべしです

 

 

 

帯は、

垂れ先、手先、胴巻の3パーツに分かれているのですが、

 

それぞれ短手の両端は、ミシン縫いになっています。

 

 

ミシン糸も、細い絹糸で、縫い目も細かい。

 

 

さらに、帯地と帯芯をで接着し、固定しています。

 

 

 

胴巻きの短手の両端には、が縫い付けてあるのですが、

※両端の紐と紐を結んで、胴巻きを完成させ、結んだ紐は胴巻の中(帯と着物の間)に仕舞います

 

 

ここは締める際、とても力が掛かる箇所なので、

 

どうなっているのだろうと思っていましたが、

※付け帯の仕立てで、ここが一番知りたかった箇所

 

 

ミシン縫いの3回返し縫いになっていましたびっくり

 

 

 

胴巻き両端の解き作業は、慎重の極みでした。

 

 

糸が糊と一緒に固まっていてどうにもならないところは、無理せず、

 

そのまま(糸が付いたまま)にしました。

 

 

 

当初、付け帯の解きは容易だろうと、高を括っていましたが、

 

これまでで、最も難儀した作業になりました。

※なんとか、無事終了

 

 

 

バティックや洋服地から、名古屋帯の作成が可能なので、

 

付け帯(作り帯)から名古屋帯の仕立ても、可能だとは思いますが、

 

 

帯の仕立て屋、「株式会社みつやま」に、問い合わせすることに。

 

・株式会社みつやま 

 

 

可能ならば、洗い張りと仕立て替えをお願いしようと思います。

 

 

 

解いてみて気になったのは、垂れ先

※なぜこのような仕立てなのかは謎ですが、垂れ先を真横から見ると「」になっています

 

細かいミシン縫いのが、バッチリあるのですが、

洗いでキレイに消えるのでしょうかね・・・。

 

 

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