京都にある帯の仕立て屋「みつやま」さんは、帯に関する情報が満載です。
・みつやま
「帯芯ラインナップ」には、
色々な布から帯を作る際におすすめの帯芯も紹介されています。
サイトから転載
品番GSS-1 三河芯 ¥2,700
起毛芯の高級タイプ
【綿】【先染め】【小幅】【高密度】【双糸】
厚手ですが、しなやかですのでバキバキした感じはありません。
最近は、帯地ではない色々な生地で帯を作る機会が増えているのですが、
多くの生地は帯地に比べるとペラペラな為、よく私はこのGSS-1を使います。
そして、
一級和裁士YouTuberの装々さんがアップしている、名古屋帯の作り方
・着物仕立て装々
洋裁用の布と帯芯を使った名古屋帯の作り方。
手縫いとミシンで名古屋帯を作っていて、コツが満載です。
少し昔のお話ですが、
帯って長方形の布だよねと、改めて気付き、名古屋帯を作ったことがあります。
それまでに、バティックの布を帯に仕立ててもらったり、
洋服用の布から作られた帯を個人サイトで購入したりで、
帯地にこだわらない免疫が出来ていたこともあって、
ものは試しとばかり、作ってみることにしました。
1本作ってみると
色々改善して、もう1本作りたくなり、
いい感じに出来上がったので、今度は別の柄で、もう1本作ることにし、
開き名古屋帯も作ってみるかと、さらにもう1本作り
結局、4本作りました。
最初の3本は接着芯を使いましたが、
これが、どうも悪くはないけど、良くもない代物で、6:4でやや悪いかな。
接着芯は、諸刃の剣です。
貼るだけなので、作るのが簡単で軽い帯が出来るのですが、
布が少し波打つ感じになるところが出来て ※接着が下手なだけなのかもですが
その部分は、使用の都度アイロンを掛けないと表地がピシッとしない。
接着芯も色々あるので、何種類か購入して比較してみたりしました。
そもそも接着芯には、帯芯ほどの体力(丈夫さ、しなやかさ)が無い気配があります。
最後に作った開き名古屋帯は、帯芯を使うことにしました。
イカットは、バティックより厚みがあり、
縦糸と横糸がハッキリ認識できる糸の太さなので、
ミシンだと、布と布がピターッと縫い合わされすぎて、
厚みのあるイカットの布には、そぐわないと思い、全て手縫いにしました。
甲斐あって良い出来だったのですが、
作り終わった後に、・・・なんか手応えが・・・重い。
やや重量級の帯に仕上がった気がします。
最近、洋服用の布で、
これは帯に良いのではと思う柄がいくつかあり、
良い帯芯が購入できるサイトやとっても参考になる動画が見つかったりで、
名古屋帯が作れそうな気配が整っています。
ベージュと水色の色合わせがgood!
でも、今は無いんです、ミシンがね。
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