和裁士さんから、問い合わせがいくつか。
しかし、和裁ど素人の私に、即答できるわけもなく。
時々、的の外れすぎた回答をしてしまったり。
「お任します」と返答するのも失礼かと思い、ネットで調べてみるも、
和裁用語って変遷があるのか、地域性があるのか
出てこなかったりします。
どこの部分(パーツ)こと言ってるんだろう・・・。
最後の頼みの綱は、一冊だけある和裁の本です。
引っ張り出してきて、
「あぁ、ここのことか」と分かって、返答したり。
仕立て方にも、変遷とか地域性とかあるんでしょうかね。
日本全国で完全に一緒ではない気もします。
習ったところによっても違うかも。
仕立て直しをするので、解いてみたら
「それで、こうしたんだな」ということが、分かったりするのかな。
創意工夫の跡みたいな。
時には、ものすごいものが出てくることもあるんでしょうかね。
「・・・」
言葉を失う。みたいな。
襟は、何か隠れてそうなところですよね。
肝心の、
和裁士さんからの問い合わせは、
「こちらの木綿の長襦袢、不思議なんですよね」
(書き出しが、夏の怪談話のようなんですけど・・・)
「下襟がないんです」
(怖い・・・)
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