長襦袢は、いつの間にと思うくらい、枚数があるのに、浴衣は1枚しか持っていない。

 

高校時代、家庭科の授業で、ほぼ1年掛けて手縫いした1枚きり。

溢れんばかりの愛着があり、大切にしています。

 

浴衣は、一時期ブームが到来していたような気もしますが、

今でも、夏が近づくとあちらこちらで販売されているので、人気は高め安定の印象です。

 

夕刻に、浴衣姿の人を見掛けると、今日どこかで花火大会かなと思ったり。

 

今年の夏は、浴衣を生活に取り入れて過ごしてみてはどうか、という思いが湧いてきて、

ショップやネットをwatchingするものの、色も柄も多種多様で、何が何やら・・

すでに疲労困憊しています。

 

毎年、街行く人の浴衣姿を見ると、形が同じ着物だけに、

「似合う・似合わない」や

「好き嫌い」が、とてもわかりやすい。

 

形が同じというだけで、センスの良し悪しや、着付けの良し悪しまで、

白日の下に晒される印象すらあります。

 

 

沢山の方の浴衣姿を拝見した感想。

 

①夏に「赤色」とか「ピンク色」など、暖色系は、❌

 

昼は紺地、夜は白地・・現代では、どちらでも良いと思います。

 個人的には、「透ける」とか「汚れる」とか気にしたくないので、地色は濃い色が、⭕️

 

③様々な地色や柄がありますが、

 紺地は、⭕️

 白地は②の理由で、個人的には敬遠するも、⭕️

 それ以外の色は、黒地も含め、❌

 桜の柄は、❌

 梅の柄は、⭕️

 花が正面を向いている柄は、❌

 

④浴衣選びで最も大切なのは、涼しそうに見えるか否か。これに尽きます。

 紺地、白地以外は、涼しそうに感じない。

 桜の柄は、季節はずれ感が大。

 梅の柄は、個人的に梅柄好きだから。敢えて捻り出すと開花時期が冬だから。

 でも季節外れですね。

 花柄は、「秋草文様」が多い印象ですが、

 「藤」「牡丹」「紫陽花」「鉄線」「朝顔」「向日葵」も見掛けます。

 花は、正面を向いている絵柄よりも、斜め横とか横向きの絵柄が好み。

 

⑤最上は、紺地に白一色の柄。涼しさMAXです。

 紺地に白一色で「乱菊」

 紺地に白一色で「萩」

 紺地に白一色で「笹」

 乱菊に似ていて、紺地に白一色で「花火」もありますが、

 花火を見に行くのに「花火柄」は、野暮かな。

 

 白地に紺一色で柄だと、組み合わせる柄が変わる気がします。

 「萩」はどちらも良いですね。

 

 

疲労困憊の中、ネットで人生2枚目の浴衣を購入しました。

 

乱菊の柄の「乱」具合が良いのがあって、決め掛けていたのですが、

終盤に見付けた梅の柄が可愛らしくて・・。

大人買いはせず、梅柄に決めました。

 

イイハナ・ドットコムより

 

それから、

ネットで探していて、浴衣といえば、「竺仙(ちくせん)」!だったと思い出し、

HPを検索。オンラインストアもあるんですね。

 

着物雑誌で浴衣が特集されていると、必ずと言ってよいほど眼にする

浴衣ブランドのパイオニアです。

 

反物に縫いとめてある証紙

 

 

一方で、ここまでにならないと、生き残れないのか日本の伝統とも思いますが。

 

 

 

--------------------------------------------------------------------------------