戦争が終わったら
みんな口々に
「 自分は騙された」といってるが、
誰も「自分が騙した」という人間は現れなかった。
戦争中、医学生だった筆者の日記は
昭和20年の8月を境に 文体も考え方も一変する。
終戦の日を巡って、マスコミからは安易な「反省」のニュースが垂れ流された。
先の大戦が どうして起きてしまったのかという歴史的な分析はもちろんのこと
私たちの内面的な性質にも目を向けていかなければならない。
政府やメディアに 操られないようにしよう
騙されないようにしよう
というのでは
なんら戦争を止める力にはならないのだ。