領土ナショナリズムの誕生：竹島問題

『領土ナショナリズムの誕生』

玄大松著

ミネルヴァ書房


とうとう買ってしまいました。

まだ仕事が忙しくて、パラパラと見た程度ですが、日本と韓国の認識の違いが改めてよくわかるような気がします。

私たちは互いの政府、学者、ジャーナリズムのいうことを鵜呑みにして、自国の領土だと信じこんでいると思います。

これでは私たちは何も進歩はありません。

議論にすらなりません。

私たちの祖父らの世代の尻拭いは、私たちがやらなければならないと思います。

私たち日本人は明治以降の歴史について、実に無知だと思います。

学校教育が受験偏重になっていることにも一因があります。

明治以降の歴史、特に昭和の歴史はほとんど授業ではやりません。

これが日本人の歴史認識が隣国から疑われる最大の原因です。


大人も実に不勉強だったと思います。

『歴史ブーム』などといっても、実にくだらないと思います。

戦国武将だの、幕末の志士だの、現代ではクソの役にも立たない知識ばかりです。


歴史を学ぶ意義とは、過去のロマンを味わうことでしょうか？

私はそうは思いません。

歴史を学ぶ意義は、今の世の中を知るためだと思います。

未来に通じる指針を探るためだと思います。