何歳から英語に触れさせたらいいの?
質問いただきました!ありがとうございます♡
今日はこの質問と、さらに踏み込んで
どうやって?と言う部分を大手インター勤務の私の視点から解説していきたいと思います
英語に触れ始めるのはズバリ1才から
ズバリ1才から!と言う理由について、ご説明しますね。
1才と言えば12ヶ月頃ですね。この時期には喃語の段階を経て一語文で自分の気持ちや物事を表現してくれるようになります。
これは言い換えると「物事の意味を理解して言葉を
発する時期」なんですね。
そのためこの時期から英語を聞かせることによってその意味の定着が期待されます。
まだ英語を発するのはもちろん難しいです。
それは0才からずっと周りにいた大人たちが話していた母語(日本語)に慣れているから日本語の一語文が出るのであって、英語ではまだ難しいでしょう。
でも、実際に一年ほど英語に触れさせておくと1年後には英語の一語文が出てきますよ
ここで疑問が出てきますよね
そう、本当に赤ちゃんの頃から英語に触れさせれば早くから日本語、英語両方獲得できるのでは
と言う考えです。
私的な答えは
「もし両親の片方が英語のみ、片方が日本語のみ」
で毎日毎日、英語と日本語のシャワーを子どもに浴びせられるなら YES
そうでない場合は NO です
先ほど少しお話ししたように、
子どもの言語獲得と周りの環境はとっても深く強く関係しあっています。
そのため、継続的にバイリンガル環境を作り出せるのなら早いうちにした方がいいと思いますが、そうでない場合は子どもの母語獲得が疎かになってしまうこともあるため、母語で言語の基礎を作ってから、第二言語の習得を目指すことをオススメします
また繰り返しのお話になりますが、子どもの言語獲得には周りの環境がとってもとっても大事!それに加えて、継続的に行うという点も忘れてはいけません
どうやってバイリンガル教育をする?
大手インター勤務、バイリンガル保育士Haruが子どもに英語を教える際大事な事3つお教えします!
★話しかける、反応する
★言い換える
★1日の中で英語しか話さない時間を作る
子どもの言語発達の特性として1才半〜2才にかけて語彙爆発という、新しい言葉をぐんぐん吸収して自分のものにしていく時期があります。
こんな時期に基盤にある母語の知識を活かしながら第二言語も教えていく事で、より深い学びとなるんですね。
そのため沢山話しかけて、言葉にならない返しでも沢山反応してあげてください!
2才頃を迎えるとやっぱり子どもたちは普段慣れ親しんでいる日本語を沢山話します。
でも、ここで折れてはバイリンガルにはなりません!英語の時間には何が何でも英語に言い換えて子どもに反応します。
例)
子ども : にんじんおいしい!
→ Oh, carrots? (人参を指差す)Do you like it?
というような感じです♪
英語に慣れないうちは言葉だけでなく視覚的補助、指差しや表情、声色などを駆使することも大切です!
英語の時間を作ると言うのは普段の中に入れるちょっとした英語とは別に、本当に英語しかお話ししない時間のことです。
この時間を設けることで、子どもの言語切り替えをスムーズにする狙いがあります
さて!今回、いつからバイリンガル教育はじめたらいいの?と言う内容について書きました。
次回は実際小さな子どもに英語を使うなんて、どんなことをしたらいいの?と言う部分について書いていきますよ