卒塔婆
お盆で帰省しました。帰省といっても、両親は11年前に亡くなっており、お墓参りと実家(空家)の草取り・枝切りです。昨年までのお盆休みは9連休等長期のため3~4日は帰省できたのですが、職業訓練生の今年は休みが少ないので日帰りです。
お盆が近づくとお寺から、檀家に施餓鬼会の案内と卒塔婆※の注文書がきます。最初は父、母別々に6寸の卒塔婆を頼んでいたのですが、最近は費用も馬鹿にならないので「〇〇家先祖代々」にまとめて1本だけにし、長さも4寸にしています。
お盆は、卒塔婆の注文数が膨大なので、お寺は個別対応はできず、本堂の廊下に住所別、50音別に卒塔婆を並べてあります。注文者はその中から自分が頼んだ卒塔婆を捜しだして勝手に持って行きます。昨年までは、探すのに苦労しましたが、今年はなぜか、数が少なく(それでも数百)、簡単に探せ出せた。不景気で卒塔婆の注文が減ったからか?それとも今年はお寺に行く日が遅かった?
卒塔婆印刷プリンターが売れているとのことですが、ここのお寺はまだ手書きです。ただ字体がいろいろあるので一家総出?で書いているようだ。お盆だけで数百万の売上。
※卒塔婆(塔婆ともいう)はサンスクリット語の「ストゥーバ」からの音写。お墓の後ろに立てる塔の形をした縦長の木片。浄土真宗では塔婆は扱わない。