こんにちは
スタッフ岩田です
伊吹山週刊開花情報を更新しました
なるべく天気の良い日を狙っていますが、この日は曇り空
・・・山頂に着いてから少しずつ晴れてきました
今回の開花情報がコチラ
ご紹介するお花も増えてきました
6月に見頃を迎える「オドリコソウ」や「クサタチバナ」の開花も確認
実はこの日遠くのほうに「グンナイフウロ」が咲いていましたが、今回の更新ではお預け
登山道沿いに咲いてきたら、あらためて掲載しますね
今回確認した花々のご紹介
せっかくなので、伊吹山お花事典に掲載されているお花は、『事典の説明文』を一部添えてご案内します
※伊吹山お花事典はスカイテラス伊吹山売店で販売中
アカヒダボタン(ユキノシタ科)
『深山の谷間の湿った樹陰や草地、伊吹山では山頂の樹陰にも生える。』
2024年の週刊開花情報スタート時からご紹介していたお花まもなく終わりを迎えそう
イブキハタザオ(アブラナ科)
『全体に純白の星状毛を密布するのが特徴で、ハクサンハタザオの変種。伊吹山で最初に発見された。』
西登山道で広範囲に開花していますウマノアシガタと並んで今が見頃です
ウマノアシガタ(キンポウゲ科)
『日当たりの良い草地に生える多年草。茎の高さは30~60cmにもなる。』
イブキハタザオと並んで登山道で見頃を迎えています花びらがエナメル素材のように光沢感がある印象
オドリコソウ(シソ科)
今回の開花情報で開花を確認花びらが特徴的で色もピンクっぽく可愛らしいお花
クサタチバナ(ガガイモ科)
『茎頂に分岐した花柄に純白のミカン(タチバナ)に似た花を多数開く』
6月頃に見頃を迎えるお花西登山道一面に咲く姿はキレイ
ちょうど梅雨時期にも重なるので、なかなか撮影できないのが残念
今年こそは、青空の下撮影したい
コバノミミナグサ(ナデシコ科)
『伊吹山山頂付近の石灰岩地に見られ、伊吹山の特産種。』
ミミナグサ(ナデシコ科)も咲きますが、(コバノミミナグサのほうが)花が大きく葉が小さいことで判別するよう
・・・けっこう、難しいですが、登山道入口付近のお花と、山頂付近のお花では大きさが違いました
ミミナグサ(ナデシコ科)
タチツボスミレ(スミレ科)
こちらも2024開花情報スタート時からご紹介しているお花
背丈は低いですが、青色の花びらが特徴的で見つけやすいかも
ツルキジムシロ(バラ科)
『日当たりの良い山地の草原に生える多年草。小型でイチゴのように根元から「つる」を伸ばして繁殖』
小さいお花同じ黄色のウマノアシガタが見頃を迎えて見落としてしまいそう
まだまだ開花中
ニョイスミレ(スミレ科)
別名「ツボスミレ」 白い花びらのなかに紫色が入っていて可愛いお花
他の花々と比べて小ぶりですが、登山道の一部でまとまって咲いている箇所もあります
ぜひ探してみてください
ニリンソウ(キンポウゲ科)
『総苞葉の中心から2輪の花を咲かせることとからこの名が付いた』
ニリンソウを見ると春が来たなぁと・・・
「2輪の花を咲かせる」とあるので探すのですが、なかなか出会えず
ホソバノアマナ(ユリ科)
『山地の草原に生える多年草。根出葉は1~2枚で、幅は1.5~3mmと狭いのが特徴』
個人的には春のお花のなかで好きな種類です2輪のお花が風に揺られて楽しくダンスしているように
マムシグサ(サトイモ科)
見ただけで迫力ある、他のお花とは存在感がちがう!と感じてしまうお花です
秋になると実が熟して赤色になる姿も、かなりの存在感です
ヤマブキソウ(ケシ科)
『花の色がバラ科のヤマブキの花の色に似ていることからついた』
西登山道の山頂手前くらいに咲いています登山道脇にも咲いていますが、少し遠目にも咲いていました
番外編
ヤマトグサ(アカネ科)
昨年の朝ドラ「らんまん」のモデルにもなった牧野富太郎さんが、
日本人で初めて日本の植物の学名を発表した植物です
伊吹山にも咲いているなんて
開花情報で使用している登山道コースのご案内
最初はほぼ雲のなかといった西登山道コース
山頂に着く頃には雲も抜け、青空へ
帰りは中央登山道コース(少し雲が流れてきてる)
そんなこんなで、山頂駐車場に戻ってきたころには
めっちゃ晴れたー
「今年もこの花に出会えた」と自分も楽しみつつ、今年は何回更新できるか楽しみです
まだまだ始まったばかりの開花情報
どうぞよろしくお願いします
それでは
スタッフ岩田