私は世の中でスイカが一番好きだ
だからこの季節になるととてもうれしい
しかし、暑いのは嫌いだが・・・
スイカを見ると思いだすことがある
初めて妊娠した時のことだ
12月ころだったかちょうどつわりがあり食欲があまりなかった
そんなとき実家に帰ったときフッと母に”すいかが食べたい~”と何げなくいった
冬にすいかがあるわけもなく別にスイカを期待して言ったつもりもまったくなかった
何日かして母がなんとスイカを買ってきてくれた
”え?すいか?どうやって手に入れたの?”
と聞くと母は
”いろんな人に聞いて果物屋さんに相談したら仕入れてくれたの”と言ってうれしそうに私に切ってくれた
そのことを思い出すたび母の深い深い愛を感じて涙が出てくる
ひたすら他人に尽くす人だった
私はほんとに我儘で困った子どもだった
自分で振り返っても自分には育てられないと思う
血を分けた子どもでも腹の立つことがあるのに他人の私、しかもどうにもならない我儘な私を母は何の見返りも求めず育ててくれた
”私のことはいいから、主人のお父さんやお母さんを大切にしなさい。主人や子供たちによくしなさい”
それが母の口癖だった
一度も何かを求められたことはなかった
結婚する時も主人の親と同居する時も反対も口出しも一切しなかった
ただただ”あんたが幸せならそれでいい”といつも見守ってくれた
どうしてあんなに捧げつくすことができたんだろうか?
母が亡くなってもうすぐ3年が来る
仏壇の写真の優しい母をみて親のありがたみをつくづく思う
スイカの甘さは母の優しさのような気がしながら今年の夏もスイカをいただく!
おかあちゃんありがとう(*^_^*)