フェイクパン・フェイクスイーツ作家
IBUKI ベーカリーのmocoです。
今日はフェイクパンのお話ではありませんが、
ものづくりに携わっている者として考えた話題です。
画像はネットよりお借りしました。
昨日、東京・原宿で期間限定の
『東京タピオカランド』がオープンしたそうです。
私は少し前に開催されることを(ツイッターのニュースで)知り、会場予想図としてトップの画像を目にしたのですが、正直な感想が
しょぼい… でした。
言葉が汚くてスミマセン。
この画像から全然ワクワク感が感じられないなと。
なんだか冷たささえ感じました。
そんな中、昨日偶然テレビの中継でタピオカランドオープンの様子を目にしました。
とうとうオープンなのね、と思ったのですが
この会場設営
お粗末すぎないでしょうか?
写真撮影のできるブースが色々と設置されています。
入場無料ならこれでもありだと思いますが、
前売り1,000円
当日券1,200円
だそうです。
この金額ってハンドメイドイベント(デザフェスなど)に近い金額ですよね。
でも、大阪てづバなんてもっと安かったと思いますし、出店作家さん数がとんでもなく多いわけで。
ですが『東京タピオカランド』の出店数は
わずか4店。
えっ???
この画像に載っている4店のみです
会場にはお手洗いがなく、再入場も不可。
(追記: お手洗いは後日設置されたようです)
チケット代に含まれるウェルカムドリンクはストローなしで氷が多く、タピオカまでたどりつかない…
など唖然とする状態らしいのですが、
なんとなんと
タピオカカンバッチセットなるものまで販売されているそうです。
ただの真っ黒なカンバッチです。(小さくロゴが入っているようですが)
これって、色々考えに考えて制作されたグッズなのだろうか?と疑問に思いました。
ひとつの作品が出来上がるまでには色んな試行錯誤があるものですが、さてこのピンバッチはそういう過程を経ているのでしょうか?
ものすごくお客様を軽視しているイベントのような気がして残念に思いました。
別に私は前売り券を買ったわけでも行ったわけでもなく「どうでもいいんじゃない?」と思われるかもしれません。
ですがこういう運営を、東京の原宿という流行の最先端地で行うこと自体が凄いなぁというか信じられないというか
昨日はテレビ局各局が取り上げていて、にも
“飲む” より “映え” とタイトルされているところからも、どう伝えればいいのか?迷ったのかな?という感じさえしてしまいます。
ものづくりに携わる者からすると、すごく悲しく感じたイベントのお話でした。
皆さまはどう思われますか?
今日もお立ち寄りいただきありがとうございました。