そんなわけで
ただいま台湾へ
出張中です。
台湾に初めて来てから
そろそろ4年。
もう
初○○！
とかないだろうな
と思っていましたが
まだまだありました。
そのうちの１つが
これ。
檳榔です。
#写真はネットからひろいました。
ビンロウ
と読むこの物体
一体何なのかというと
へっへっへっ。
お手軽にブッとべる
覚醒効果がある怪しいやつ
です。へっへっへ。
いやマジで。
もちろん合法ですし
覚醒効果っていっても
お酒にちょっと酔う
程度のもんで
噛むタバコ
とか呼ばれてます。
カミカミしてると
唾液とヤシの実と
包んでる葉に塗った石灰が
化学反応を起こし
頭に血が昇るような
覚醒効果をもたらします。
そして口にたまる唾液には
発がん性物質が含まれるので
吐かなければいけません。
ちなみにそれが真っ赤で
台湾の街中に
血痕みたいなものを
たびたび見かけるんですが
血痕ではなく
檳榔の副産物です。
そして
シンプルに見た目がキモいので
避けていましたが
檳榔やった事ないと
言う外人モデルが言うので
いっちょやってみっか！
てな感じで買いました。
これを口に放り込んで
カミカミします。
そもそもこいつは
ヤシの実の一種なんで
フルーティーな香りが
口に
広がるわけもなく
クソまずい。
見た目通りまずい。
あり得ない不味さ。
男2人が
うぇー
と叫びながら口から
赤い液体を撒き散らしていて
まさに地獄絵図。
がしかし
男が途中でやめるなんざ
許されない。
という万国共通の
漢気で乗り切りました。
まずいですが
確かに
カミカミしていると
顔が火照って来る
お？
なんかちょっとクラクラする
いわゆる
ほろ酔い
くらいまでには
なりました。
ただ残念ながら
それよりテンション上がる事はなく
むしろまずいもんを
いつまで噛めば良いのかわからず
2人してうぇーうぇー
いい続けました。
そろそろだろ？
てな感じで
2人とも口を開けてみたら
なんと
さっきまで緑だった
檳榔が
(ちょっと汚いので気をつけてください)
毛むくじゃらに。
気持ち悪い。
1枚目の写真みたいに
緑だったやつが
赤い毛むくじゃらに。
お気持ちが悪い。
謎の生物みたい。
だけど
思い返してみると
この毛むくじゃらも
台湾の街中に落ちていたなと。
こいつが檳榔の
成れの果て
だったとは。。。
そんなわけで
私の台湾初檳榔体験は
終わりました。
これに常習性をもてるやつは
やばい奴だなと思いました。
ちなみに台湾での
檳榔をしてる人の割合は
男性でも10%くらいだし
若い人はどんどん離れてます。
体にも多分よくないですしね。
ちなみに
檳榔はよく
やたらセクシーな服を着た
お姉さんが売っていて
檳榔ガール
などと呼ばれたりもしますが
僕らは
残念ながら
檳榔お姉様(察してください)
から買いました。
ベテランの作る
檳榔はきっと良い品質だろう
という判断でしたが
そもそもの
良し悪しが
分からなけりゃ
意味がない。
という
お話でした。
では。