あの日 あの時から10年
10年前のあの日を忘れないために・・・
自分のブログ記事から自分が撮影した画像を
ピックアップしてみます
従兄の家に向かった日に見た地獄のような風景
東松島の従兄から連絡があったのが１４日のことだった！
「今携帯電話を借りて電話している！
家は残った家族も無事だ。
けれども、食べ物がない！石油もなくなった。寒い。」と。。。
３月１２日の夜明けに入院中の義母が亡くなり15日が葬式だった。私が喪主！
物資を持って１５日夜に秋田を出発！電気が全く点かない大雪の国道を走る。
夜明けに従兄の家に到着。
クリーディーゼル車は軽油なので満タンにして、予備タンクを持参で往復できた。
夜が明けて東松島と石巻のいつも見ていた風景ではなく・・・絶句した。
ニュースで現在の南三陸町の防災庁舎が出ていましたが・・・
当時はこんな。。。
石巻の日和山公園からの・・・
そして・・・ 門脇小学校 震災によって火災になった学校です。
元気をくれた看板でした！
自衛隊さんが力強く見えた。
私の親戚も防災対策庁舎より海側にあるここに勤めていたんですよね。
でも、あの日休暇日だったので、本人と奥さんと子供は無事だった・・・
しかし、嫁さんのお父さんとお母さんは犠牲になった。
女川で呆然と立ち尽くす人が心配だった
神も仏も・・・
ナビゲーションシステム？
むだ！
路は塞がれ・・・ 流され・・・ 段差が出来て・・・
思い出も全て・・・
陸前高田では誇りまみれになって…
避難所にあるお店でお世話になったな～
探しながら歩く姿がすごく気になったですよねー
どこで見ても頑張ってくれていました。
そして数年後、秋田県内の私のエリアで発生した土石流災害で一緒に活動する事になったんです。
ここは大船渡
行き止まりの道で何度引き返したものか？
瓦礫化した街でも咲いている花
優しさを感じて涙した。
気仙沼の鹿折唐桑駅付近だったはず・・・
釜石ですね。
この光景 忘れません！
この観光船を残す？残さない？って話がありましたよね。
何度目かの被災地で・・・
偶然にも当時の天皇皇后両陛下が被災地に訪れて。。。
私が見た 避難所での絆！
自分も防災に携わる仕事をしていて・・・
自分の眼で見て、伝えたかった。
時と共に 震災のニュースが無くなっていく。
しかし、罹災現場はゆっくりとしか進んでいなかった。
このネットで多くの方が画像を眼にして反応してくれました。
悔しい光景でした。
ここは、火の海になった気仙沼・・・
焼け焦げた消防車がありました。
消防士の私とって 本当に悔しくて虚しい光景でした。
「ただいま～」と駆け寄って行く一年生を見て・・・
頑張って！と心からエールを贈るしかなかった。
自分の退職に合わせて・・・
昨年、三陸をゆっくりとめぐってみようと思ってましたが
こんな時世なので。。。。来年にでも訪ねてみたいと思ってます。
不急不要の外出は避けなくっちゃ！
