<前回までのあらすじ>

面接→その場で内定→入社→3月末に退職勧奨

(※退職勧奨: 
事業主が労働者に退職を勧める事。それ自体は違法じゃないが、労働者が同意しなければ退職させる事ができず、また、執拗に退職を勧める事も違法とされている。)





<本文>


不安、不眠、集中力の低下等が起きて、気分が落ち着かず、呼吸を整える為に止むを得ずトイレへ駆け込む事も多々あった。
退職勧奨について相手方から声をかけられる事はなくて、こっちから声をかけないと何も話が進まない状況に追い込まれてた。


孤立4






O所長は直接話を聞いてくれないから、K課長経由で退職勧奨に応じる気はないと伝える事にした。


O所長に伝えたけど受け入れられないとの事だった、とK課長から返事がきた。

ブログ用1



「あなたは真面目で一生懸命頑張ってくれてるけど、その能力を活かすのはここではないんじゃないか、あなたの為を思って言ってる。」



こういう事を言っておきながら、審判当日になって俺の事を不真面目って執拗に叩きまくってた事も後述します。




体調が悪い事を言ったら、

「もっと強い体と精神を作らなきゃダメだ。まだ若いんだから。」



おめえらが俺をこんなふうにしやがったんだろ、ふざけんな。と思ってたけど抑えてた。




実質解雇されてるようなもんだから解雇通知請求したら、解雇じゃないって言われた。


「解雇ってのは、クビって意味だ。明日から来なくていいという事だ。」



こんな人がよく総務の課長なんか長年やっていられたもんだ。


相変わらず体調不良と精神的苦痛は続いたままで、耐えられなくなって欠勤する事も1日だけあった。


4月


食い下がって退職を受け入れる気がない事をK課長に伝えたけど、

「受け入れる気がないなら先月の給料の一部を返してもらう」

そう言われた。


労働契約書も口頭で請求してみたけどやっぱり断られたから、仕方なく内容証明で請求する事にして今度こそ受け取った。


次、解決金を請求する事にした。

O所長に話す時間がほしい、と朝の第一声でK課長に伝えて10時間ぐらい待ってみたけど何も声がかからなかったから、
終業時間後に直接O所長に話したら、あなたの上司はJ課長だからJ課長に話して、と言われた。



それで翌日、J課長に話したところ、
「そんな話はないと思う、おかしい、1ヵ月は解雇予告手当支給するとかして面倒見なければいけないって決まってるけど、それ以上請求するのはおかしいよ。そんなのどこの会社でも通用しないよ?」

じゃあ俺がされてたのは退職勧奨じゃなくて解雇だったのか。




この日は従業員の半数近くが研修に参加してて不在で、事務所には人気がなかった。勿論、俺以外の新入社員は全員参加してた。
置いてけぼりの中で仕事してたけど、耐えられなくなって早退した。



そういういふうにJ課長と話した事をK課長に言ってみたところ、解雇っては言ってないと思う、これは私も自信持って言える、解雇ではないけど退職してもらう事は決まってる、との事。




もう一度書く。


「解雇ではないけど退職してもらう事は決まってる」





じゃあ退職届を出さないといけないのか、と聞いたら



「試用期間中だから出さなくていい」






給料が口座に振り込まれた。内訳見てみたら、確かに欠勤した分は減給されてなかった。
もう1つ変だったのが、社会保険が天引きされてなかった事。


K課長に聞いてみたら、

「最後の月は引かないんだ」



この次の日、就業規則の一部をスマホで撮影。日付と住所は記録が残ってる。


この証拠書類に対して、労働審判当日に「この就業規則はどこのものなのか分からないんですけど、本当にうちの事務所のものなのでしょうか?」とO所長に突っ込まれた事についても後述します。




繁忙期が過ぎて1ヵ月以上経ってるけど、打ち上げにも呼ばれなかったし、挨拶を無視される事もあった。


極め付けは、退職予定日のJ課長。


「欠勤しておいて条件通りの給料を受け取っておいて、退職勧奨には応じないというのは世の中では通用しないよ。退職を受け入れたから休んだんだろ?」


※いくら休んでも減給しないという条件を退職勧奨の時に提示されています(分からない方は前回の記事をご参照下さい)。
退職勧奨されてから欠勤したのは1日だけで、それも退職を強要された事が原因で体調不良と精神不安定になったからです。



それは違うよ





もう眩暈がして何が何だか分からなかった。








保険証返納の一筆も無理矢理書かされ、今日を以って静養して下さいと言われ、なす術なく強制退所させられた。







思えば、他の入社して2年以内の職員が参加してた全ての研修にも、俺だけ参加させてもらってない。


これも、研修名、内容、日付、場所等が書かれたページ、朝礼で参加者が報告の話をしてる録音等、を証拠として残しておいた。










本当の戦いはこれからだっ!(続く)