長澤まさみ、紫式部ダイアリーと映画「太平輪The Crossing」の話題を取り上げ... | 長澤まさみと「脳内カメラ」

長澤まさみと「脳内カメラ」

大ファンである長澤まさみを独自解釈で書き綴ります

三谷幸喜作/演出 PARCO劇場舞台「紫式部ダイアリー」


なんかド派手になって来ましたよ、この舞台...



紫式部ダイアリーオフィシャルサイト

◆東京/パルコ劇場→2014年11月1日(土)~11月30日(日) 
◆名古屋/名鉄ホール→2014年12月4日(木)~12月7日(日) 
◆福岡/福岡国際会議場メインホール→2014年12月9日(火) 
◆大阪/森ノ宮ピロティホール→2014年12月11日(木)~12月21日(日) 
◆長野松本/まつもと市民芸術館→2014年12月25日(木) 
◆広島/広島アステールプラザ大ホール→2014年12月27日(土) 
※東京公演11/1(土)15:00・11/2(日)15:00公演はプレビュー公演¥7,500(全席指定・税込)

各チケット先行予約販売中¥8,500(全席指定・税込)
9/20AM10時より一般販売開始


E+イープラス
2014年9月15日(月)12:00~14/9/18(木)23:59 座席選択先行¥7,500(全席指定・税込)
2014年9月20日(土)10:00~14/11/26(水)18:00 一般発売¥7,500(全席指定・税込)

http://eplus.jp/

チケットぴあ
2014年9月20日(土)午前10時より一般発売¥7,500(全席指定・税込)

http://ticket.pia.jp/

ローチケ
http://l-tike.com/

「紫式部ダイアリー」長澤まさみコメントmovie

「紫式部ダイアリー」斉藤由貴コメントmovie

コメント映像のまさみちゃん、美しいっすなぁ...見とれてしまいましたです。
しかしなんだろなこのモヤモヤ感。
クレイジーハニー・ライクドロシーと続いた親近感のあった舞台と打って変わって、
メジャー感というか三谷幸喜だろ的な彼の作るもんは面白いんだろ?みたいな重圧。
果たしてどんな演出になってるのか、三谷作品ぽくないクレイジーハニーのような
毒々しい好き嫌いに分かれるブラックな作風になっているのか興味津々。
ライクドロシーは観たらしいけど、確かクレイジーハニーも観てましたよね三谷さん。

しかし今回の舞台、二人舞台ってのが緊張感あり過ぎますね。
ワイワイ大勢の中でアドリブかましたりイタズラしたりで楽しむまさみちゃんも、
今回は遊び相手が居ないというそっち方面での緊張感。
成河さんもリリーさんも塚地さんも銀さんも居ない中、同じ事務所の初競演である
斉藤由貴さん相手に遊べるのか楽しめるのか対立する役なら楽屋もシーンとしてるんではと、
ちょっとまさみちゃん、ちょっかい出せる相手が居らず心配です(笑)。


年底最萬眾矚目史詩愛情鉅片【太平輪:亂世浮生】官方高畫質版製作特輯 12月5日全台磅礡上映


カンヌ映画祭 長澤まさみ、金城武、ジョン・ウー監督『太平輪(原題)』記者会見 5月17日

長澤まさみさんは日本語、ジョン・ウー監督は英語、金城武さんは中国語、
と国際色豊か­な記者会見。

長澤まさみ「中国映画は言葉の響きや映像がキレイで憧れていた。
ジョン・ウー監督に&­quot;家族の一員みたいに思ってリラックスして"と言われ嬉しかった。
­金城さんは子供の頃からテレビで見ていてまさか競演できるとは。」

金城武「ジョン・ウー監督とは『レッドクリフ』でも仕事をしたが今回は全く異なる映画­だった。
撮影中、監督はとても気遣ってくれた。哀愁ある世界観はジョン・ウー監督なら­では。」


ムービープラス


映画「太平輪」12月2日公開 中日韓のスター24人が明らかに
人民網日本語版 2014年09月10日

呉宇森(ジョン・ウー)監督の新作映画「太平輪The Crossing」の多くの場面が9日、
初めて公開された。呉宇森監督は「信念」「希望」「運命」という3つの角度から、
硝煙漂う戦場とロマンチックな恋愛で映画のテーマ「愛は全ての困難に打ち勝つ」
というテーマを描いている。新華網が伝えた。

2008年、呉宇森監督は「色戒」の脚本家王蕙玲から初めて太平輪のエピソードを聞いて
強く心を打たれた。暴力の美学で有名なこの監督はその時、叙事詩のような映画を最強の
俳優陣とトップレベルの映像を駆使し、当時の動乱の時代の衝撃的なエピソードを描いて
歴史の背後の波乱万丈を表現したいと考えた。

今年初めにポスターが発表されて以来、多くの映画ファンが期待していた映画「太平輪」
についに大きな動きがあった。今回は初めての呉宇森監督による特別編集映像が公開され、
俳優24人の全容が明らかになっただけでなく、二部作であることも発表された。

第一部は「太平輪:乱世浮生」で12月2日に公開される。
作品は豪華な出演者で2014年の締めくくりにふさわしい作品だ。
第二部は2015年5月のメーデー連休に公開される。
章子怡(チャン・ツィイー)や金城武、ソン・ヘギョ、黄暁明(ホァン・シャオミン)、
佟大為(トン・ダーウェイ)、長澤まさみの6人のスターの生き生きとした演技の下で、
動乱の時代の命と愛の物語が展開され、人々の心を打つ。(編集YH)


クランクインから抜粋
ウー監督は2008年、『グリーン・デスティニー』(00)の脚本を務めたワン・ホエリンから
「太平輪沈没事故」の悲話を聞き、本作のアイデアを得たそうだが、2012年にガンを患って
いることが分かり、撮影が延期になった。

「アメリカで治療を受けている間、あるひどい作品を観て、“あんなふうには死にたくない。
完璧だと思える映画を作らずに死ぬことはできない”と思った」
と、本作に格別な思いが
あることを明かした。


2008年公開戦争映画というと...
ランボー最後の戦場、スターシップ・トゥルーパーズ3、トロピック・サンダー/史上最低の作戦、
HOME OF THE BRAVE(邦題:勇者たちの戦場)


酷い作品というとトロピック・サンダー!(笑)
でもあんな風に死にたくないと思えた作品で言うならリアルな画写でグロ過ぎたランボーかなと。
あれはほんとリアルな戦闘画写でした。実際機銃や小銃で撃たれるとあーなるってわかる映像。
ウー監督、どの映画を観たんだろう?


上は中華民国国民党軍の通常軍服で下は国民党軍の戦闘兵装。
なんとなく戦闘兵装の方はドイツ軍みたいですね。
共産党軍じゃないっすよ。


日本軍の本来の大義、西欧諸国からの亜細亜圏侵略奪取ってのはここでも画かれず。
戦争って起こしたいから始まるワケじゃないんですよ。
なにかしら理由があり政治が対極を占め、双方の思惑や利権絡みやら起きるまでの経緯って
必ずあるもんなんです。
政治家の事情思惑に仕組み仕込まれ巻き込まれる、それがそれぞれの国の国民達。
そして狩り出されるそれぞれの国の兵士達。

日本が何故中国や東南アジアに派兵進出したのか、こちらはインド映画のハリウッド、
ポリウッドできちんと検証したもん撮ってくれないかなぁなんて思ったり。
日本や中国で撮ったもんより明朗で偏向ナシな作品が誕生するはずなので。

作り手側の偏向でなく何故起きたか、その結果もたらしたものはとか。
一方は戦勝気分で、もう一方は戦争は悲劇とか悲観的懐古主張で画いたりするワケですが、
何時まで経っても当事国双方、駒として戦い亡くなった方々の御霊浮かばれずです。

邦画や海外作品の戦争の画き方、見せ方捉え方は様々です。都合の良いように画くのも仕方ない。
仕方ないけど単なる植民地支配統治国や侵略国家としてしか毎度画かれないのが哀しいところ。
近代邦画作品でも当時の戦争に至る現地での経緯って画いた作品は殆ど無い状態。
泣けと戒めしか無い。西欧列強からの植民地支配解放って大義や利権絡みとか画かれ難い。
戦争に至る経緯ってすっ飛ばされちゃうから敵=悪となるんですよね。
日本だとこの手の作品、作り手側が殆ど文系の左寄り偏向な監督が多かったりもするし。
広い史実より狭い視野から眺めた悲劇だけを追う監督も70代以降の監督には多い気がします。
やたら上から目線の憲兵が必ず登場したり暴力的な兵士を好んで画いてみたり。
太平輪では所謂中国お得意手法の抗日色はほぼ画かれていない様子で少々安心したり。
あくまで戦時下で育まれた3組の激情波乱に満ちた当時の様子を画いた作品。

脱線しますが、そういえば...
ウー監督の黒歴史とも言えるんじゃないかって思う同じ戦争を取り上げたハリウッド作
ウインドトーカーズが思い浮かびます。
同じく第二次大戦、日本軍と米軍との熾烈な戦いを画いた作品。
題材的には一見良い作品なのですが、ブラックホーク・ダウンのアフリカ民兵同様、
ここでも日本軍兵士がまるでゾンビの群れに見えてたり...
焦点が限られる部隊内での兵士達の友情や葛藤を描いた作品なのでそこは仕方なかったとして。
全米興行的には大コケしてしまった作品でした。
感動作より痛快さを戦争映画には求められ易い、観客の興味を惹く題材ではなかったみたい。
確かに大作と言われた作品でありながら壮大さも感動も中途半端だったかなと。
それとまたニコラス・ケイジかよ!も追加で。
ニコラス・ケイジにこの手の役は受け付けないのかもしれません。
作風が異なるので、ウー作品ならではの派手なファンタジーアクションはここでは当然ながら使えず。
マイノリティを軸に持って来たせいか娯楽一辺倒なアメリカ人達の喜ぶ映画ではなかった様子。
彼に求め期待したのはやはり痛快なアクションの見せ場だったのかなと。
でもナバホ族出身の通信兵の俳優さんの演技はとても印象深く熱くなるもんもありましたね。
脚本自体、ウー監督が画きたかった作品の類ではなかったのかな?とも思えましたけどね。
メジャーから依頼されこの作品を選んだのは彼ですが。

ぼやきもほどほどにハリウッドで撮った前作は忘れて...と。
こちら太平輪は彼が長年温めて来た構想による本当に撮りたかったとされる作品。
監督がどこまでフェイクな活劇から抜け出しチェン・カイコーばりの純愛を画いたか、
そこが非常に気になる作品です。男ばかり画いて来たが、今回は女性目線の心理も重要で。
映像を見る限り、チャン・ツィーやソン・ヘギョ、そして我らが長澤まさみと
かなり大事に大事にそのシーンひとつひとつが表情の撮り方捉え方を見ても感じるように、
彼女達の心理画写を巧みに映像で表現しているように思えます。
それと当時の生活様式とかも克明に画いてて、志村雅子の家なんてウー監督お気に入りの出来。
当時の日本家屋なんですが実によく再現されていたり。
台湾に数千万かけて実際に建てた立派なセットの古民家。
再現した旅客船「太平輪」同様、数々の細かく忠実なセット達も見どころです。


そこで撮ったなんかゾクッとする、このまさみちゃんの雅子。
このシーンの表情、未だかつて覗かせた事のないような笑みじゃないかなと。
監督の作為的演出なのだろうけど、それを聞いてこの表情を醸し出せるまさみちゃん恐るべし!
邦画で観た事ない表情でしょ?こんなまさみちゃんが観れるのもウー監督の成せる技。
演出って大事、そう思えたこのスチールでした。
最初見た時は魔性にも子供というか少女の表情とも不思議な印象を感じたりと複雑な気分に。

この1ショット観ただけで、ウー監督が撮りたかったもんが素直に伝わったり。
これだけで前記述の不安要素も吹っ飛びました。愚痴は藪から棒ですね。



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