支えてくれる方々(笑) | 路線バス運転手してます

路線バス運転手してます

2021年7月、44歳で転職して路線バス運転手してます。この業界は初めてです。大変かどうか、やりがいがあるかどうか、勤務などの全てをさらけ出して行こうかと思ってます。

おはようございます☀️

今日は、公休日です。休日出勤は、明日行ないます(笑)。先週にシフトを組んでいる助役に言われたのですが、現時点で来月1日までの


4週間の労働時間が

257時間となっている


そうです。そのため、今月は連続勤務は無くなりました(笑)。また、来月1日までに有給休暇を1日でも使って休まないと


2月最終週の公休日に

休日出勤できない


とも言われました(笑)。なので


「3月1日を休む予定にしているのですよ。だから3月のシフト表が掲示された時に、有給休暇の申請をします」


と伝えてます。2月分の有給休暇は、1月16日からの受付開始だったので、既に申請を出しています。でも、3月分の有給休暇って


今月16日からの受付開始


です(笑)。でも、こうやって心配して声を掛けて貰えるだけ有り難いですね。何も声を掛けられず、そのままシフトを組まれてしまったら、休日出勤が付かなかった可能性が高いですもん。実に、有り難い配慮です。



2月前半の3連休最終日です。後半にも、天皇陛下の誕生日が絡んだ3連休があります。連休となると人手が多くなるのでしょうが、この時期はまだまだ寒いですから、お出掛けになられる方って比較的少ないかも知れませんね。そうなると、路線バスにお乗りになられるお客様も「連休の割には」少ないです。普段の土曜日・日曜日と差程変わらなくなります。2月って、日数が少ないわ人手が少ないわで、企業の売上が少なくなる傾向があります。これは、どんな業界でも同じだと言えるかな?しかし、我が営業所では2月の売上金って差程減少しないそうです。それは


無料乗車証を使って

乗車されるお客様が

寒い時期でも減らない


ためですって(笑)。無料乗車証、○○市が発行している印籠みたいなモンです。身体障害者や精神・知的障害者などが申請すれば、ほぼ100%の高い割合で発行して貰えるそうです。で、発行された無料乗車証を持っていたら○○市バスを含め


市と契約している

会社の路線バスに

無料で乗車できる


のです。しかも


乗車回数・区間など無制限に


です。で、彼等は無料で乗車できるのですが、各路線バス会社に対しては


市の税金から

運賃が支払われている


のです。ICカード型の無料乗車証ですので、乗車した日にち・区間など全てのデータを市に提出し、そのご利用分を市が支払ってくれるのです🎵実に、有り難い制度です(笑)。無料乗車証にてお乗り頂く事で、我が社には○○市から税金にて運賃が支払われるのですから。


しかも、です。言い方が悪いのですけど、この無料乗車証を持っている方って、平日・休日問わずに


実にムダな乗車をしてくれる


のです(笑)。身体障害者は滅多にございませんが、それ以外の方は


移動に困難さが無いのに

多くの方がお乗りになる


のです。アルファベットの「D」の文字みたいに、同じ出発地・到着地を電車と路線バスが運行している路線があります。電車なら縦に走りますので10分で到着するのに、無料乗車証をお持ちの方って湾曲する方を


1時間45分かけて

路線バスで移動してくれる


のです。電車の運賃は280円ですが、路線バスは


1000円弱もの

運賃を要するのに


です。でも


彼等の自己負担は0円


です。で、精神・知的障害者などは


乗り物好きが多い


ので、何故か休日になると


介助の人と

二人で何往復もする


のです。俗に言う


「乗りバス」を

楽しむためだけに


です。で、この介助の人ですが申請さえすれば


介助者用の無料乗車証が

発行して貰える


ので


介助者の自己負担も0円


です。始発便から夕方の便まで、色んな路線を乗り継ぎ旅するかのように、彼等は休日になると


実にムダな乗車をしてくれる


のです🎵これ以外にも、無料乗車証を使用してムダにお乗り頂く方が居られます。以前にもお伝えしましたが


「家でトイレ使ったら水道代が勿体ない」


との理由で、駅前のスーパーでトイレをするために一日に何度も


往復440円も掛かる

駅前へと乗車する方


が居ます。でも


彼等の自己負担は0円


です(笑)。違う路線ですが、終点の手前何ヵ所かのバス停からお乗りになられて、終点で降りて直ぐに折り返しの反対方向へ戻る路線バスに再度乗る方が居ます。理由を聞いた事があるのですが


「道路を渡るのが面倒臭いから」

「終点で乗り直したら座れるから」


でした(笑)。終点バス停までは210円要するのですが


彼等の自己負担は0円


なのです。別の人は


「ちょっと散歩がてらに乗りました」


と言って


家とは反対方向の

路線バスに乗車


して


折り返しの便に再乗車して

バスを乗り継いで帰宅


して頂けます。我が社のために、必要ではない往復960円もの運賃区間に乗車してくれます。でも


彼の自己負担は0円


なのです。皆さんからは


実にムダな乗車をする人


に見えるでしょうね。でも、彼等は


我が社の経営を

支えてくれる大切なお客様


なのです。


このように書けば、実に障害者に対して優しい街だと思えますかね(笑)。でも、税金の使い方を主点に見れば・・・。何気なく、市のホームページを拝見しましたら、一日で市バスや我が社を含めた


合計6社の路線バスに

1万人が無料乗車証で乗車


しているそうです。最低運賃が210円ですので、最低でも一日で


210万円の税金が使用


され、一年間では


7億6650万円もの

税金が使用


されております(笑)。乗車区間が長くなれば、更に膨大な税金が・・・まっ、住んでる街じゃねえし私の腹は痛まないし(笑)。それに、必要としている方にすれば有り難い施策なのですからね。ただ、何事にも弊害はどうしても認められるのです。それについては改善すべきなのですが、人間って一度は手にした特権は絶対に手放したく無いですよね?何処ぞの政治家と一緒で。


今日も、恐らくですが沢山の方が無料乗車証を使って路線バスに乗車しているかと思います。寒かろうが暑かろうが、市の税金を使って果てしなく乗り回している事でしょう。イヤな部分をお伝えしましたが、これも現在の日本で見受けられる現実です。現実逃避なんて、出来ません。まっ、彼等のための路線バスでもありますので、私は全然気にはしていませんが。