最近、生活道路で使う集配車には、軽自動車より小さいEVが似合うのではないかと、書きました。
そんな、クルマはゴルフカートくらいしか見たことがなかったのですが、LSEVというカテゴリーがすでに世の中のあることを最近しりました。
LSEVとは、Low Speed Electric Vehicleの頭文字をとった言葉で、文字通り低速電動車です。
中国では、このLSEVが、すでに2018年時点で、全EVの半分に達しているらしいのです。
実は、トヨタが先月発表した電動車戦略のなかに、このLSEVに限りなく近い、“超小型EV(マイクロEV)”の開発計画が含まれていたのです。
そのマイクロEVの概要は、全長約2500×全幅約1300×全高約1500mmで2人乗り、最高速度は60km/h、満充電での航続距離は約100kmというものです。
トヨタとしては、EV大市場の中国に、すでに築かれつつあるマーケットが存在しているわけで、それだけでも新規に参入する価値アリですが、私がブログで書いたように、国内にもLSEVの使い道があることは確かです。
それに加えて、メーカー毎に燃費基準が課せられている状況下、超小型EVを大量に販売できれば、利幅の大きい大型車をその分だけ多く売れることを意味し、トヨタとしても好都合です。
そもそも、現状の2次電池の重量とコストを前提にする限り、小型EVにこそ、合理性、商品性があることは明らかです。
どこから見ても、この開発計画は“アリ”です。
グループ内にダイハツや、スズキという、小型車スペシャリストといえるパートナーを抱えているので、低コスト化も可能でしょう。
残るネックは、大量の2次電池の調達ですが、最近のトヨタの提携の動きをみれば、手は打たれているように見えます。
6月18日のブログに書いた、“街に溶け混む一寸洒落たデザインの集配車を見てみたい”という私の願いは、案外早く実現しそうな気がしてきました。