とね婆ちゃん橙ポン酢作り | 野菜ななな

野菜ななな

大好きな野菜と、やさしい農家のひとたちと、我が家のかわいいかわいいベビーに囲まれた幸せな毎日の記録です★

『あんたー。橙のポン酢作らへんか?』

とね婆ちゃんの庭に、
たわわに実った橙を使いポン酢を作ることに。

野菜ななな-100215_1430~01.jpg
昼過ぎ、材料持って婆ちゃんが家にやってきました。
分厚い橙の皮をむき、
サラシを使い汁を絞ってゆきます。

☆作り方☆
●だいだい・・900CC
●醤油・・・・1800CC
●米酢・・・・900CC

合わせて火にかけ、
煮える直前に止め粗熱とり瓶詰める。

大雑把なわたし。
『あんた、荒くたいなぁ(雑だわね)』と注意が入ります。

『料理はな、食べるひとのこと想ってつくる。
したら、丁寧になるやろ?
ほんでな、調味料はケチらんと、高くてもいいもの使いな。
ちょっとの事だけど、毎日使うものやからな。

塩もな、天然のもの使えばうちの父さんみたいに血圧があがらずに・・・』と、こんな感じでお料理教室が続きます。

結婚当初、
料理もろくに作れず、食材も安く、調味料は基本業務用スーパーで買い物してた私にとってこの婆ちゃんとの出会いは衝撃的でした。

婆ちゃんはスーパーにはゆかず、うつりゆく季節と食材を大切に楽しんでいて、
魚は魚屋。肉は肉屋。豆腐は入れ物持って豆腐トラック追いかける。野菜は、畑に買いに行きます。
近所なので、買い物にしょっちゅう誘われ共に行動するうちに、昔ながらの買い物の仕方や舌をだいぶ鍛えられました。

婆ちゃんの料理は丁寧に丁寧に作られ美味しい!のですが、いつも詳しい作り方を教えてくれません。

代わりに、使った調味料や食材の味見をさせてくれ、あとは自分で考えなさい。と、ヒントだけくれます。
野菜ななな-100215_1445~01.jpg
とね婆ちゃんが持ってきた富士酢と、醤油。

婆ちゃん曰く『なめくたい(お酢に角がなくて品があり、いいお味ね)』いい香りでした。

野菜ななな-100215_1640~01.jpg
出来上がり!
ゆずとはまた違う落ち着いたビターな香りです。
白身魚にかけたら美味しいだろうな。
皮は、一掴み今日のお風呂に浮かべ、残りはジャムにしたいと思います。
大切に頂きます!

一生懸命ちょこまか動く、とね婆ちゃんの小さな背中を見ながら、
この姿と料理とひとを大切にする精神、
私も代々伝えてゆきたいな。と思いました。