知床の事故、潜水作業 | 自立そして50代からの挑戦

自立そして50代からの挑戦

大学卒業後30年間男性が多い組織で働いてきました。その中で感じたこと気づいたことを書いています。あとは趣味、旅行、読書などについて書いています。職場でや人間関係の悩みなどでお話ししたい方はご連絡ください。

行方不明になった方々が、一日も早くご家族のもとに戻られることを願ってやまない。



知床の自然は素晴らしく、海や山が大好きな私はTV特集があれば欠かさず見ていた。



もしかしたら何かのきっかけで私自身が遊覧船に乗っていたかもしれない。



遊覧船がかつて事故を起こしていたとか、社長がどうだとか、そんな情報は客には分からない。



客は会社を信頼して利用する。



それは明日は我が身、そして我が身内に起こってもおかしくはない事だと感じる。



知床での事故を見て、どんな仕事にも外してはならない一線があるとつくづく感じる。



利益よりも何よりも大切なものである。



客は自分が利用する会社を信じるしか無いからだ。



そして沈没した遊覧船を引き上げる作業は、全て機械がやるわけではなく、海底110mに潜水して作業する方々がいるのである。



地上とは全く条件が全く異なる深海での作業は命懸けになるようだ。



加えて現場海域は潮の流れが速く大変な作業になると。



深海で作業をするために身体を慣らす準備期間が必要らしい。



絶対に身体には良くない。



それでもそうした作業に従事する方々がいる。



表には出てこないけれども命がけの仕事に従事している方々が沢山いる。



様々な方々の使命感みたいなもので世の中が普通に回っているのだとも思う。



当たり前のことなど何一つない。