子供の預け先 | 自立そして50代からの挑戦

自立そして50代からの挑戦

大学卒業後30年間男性が多い組織で働いてきました。その中で感じたこと気づいたことを書いています。あとは趣味、旅行、読書などについて書いています。職場でや人間関係の悩みなどでお話ししたい方はご連絡ください。

新型コロナウィルス対策で3月初旬から学校は休校、学童保育も閉所だった。

我が家は共稼ぎである。

双方の実家は近いが、私の親はまだ自営業現役、夫の親は高齢である。

実家に子供をたまに預けるのは良いのだけど連日となると厳しい。

私達の勤務先が自宅とそう離れておらず、

子供が義務教育中とはいえ留守番が出来る年齢なので、

何とか乗り越えられそうである。

しかし、もしも小学校低学年だったらどうだったろう。

夫婦が交代で休みを取るか双方の実家に交互に預ける事になっていただろう。

しかし孫とはいえ子供を預かる祖父母世代も容易ではない。

食事、おやつ、生活リズム、子供に合わせる必要が出てくる。

子供は元気でテンションが高い上に、祖父母が高齢だからなどという斟酌はない。

毎日実家に預けることは祖父母世代にとって負担が大きい。

しかも今回は単なる休みではなく、

新型コロナウィルスの流行が理由での休校や学童保育閉所である。

そんな状況で老親に子供を預けるのも躊躇いがある。

孫から老祖父母への感染もあり得るからである。

春休み中も引き続き学童保育の閉所が決まった。

子供や親を取り巻く状況がいつもと全く違う。

あまり親に子供を預けないで何とかやりくりしてきたがそろそろ疲れを感じる。

親に子供を遠慮なく預けることが出来る、また親側もウェルカム、

そんな恵まれた人もいれば、預け先がない人もいる。

親は近くにいても預けられない人もいる。

輝かしいキャリアを築いてきた女性の本を読むことがある。

私はこうして子供の預け先を確保し仕事と両立しキャリアを積んできた…という経験談である。

各分野のパイオニア的な女性、そういう方々は恵まれているのだと感じる。

ご本人の能力と才能が周囲を従わせるということもある。

そういう事例は大勢の一般人には当てはまらないのではないだろうか。

そうした能力に恵まれた一部の女性と同じように考えるべきではないだろう。