カッコウってどんな鳥? | アイビスファクトリー

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鳥に関するプチ情報

カッコウってどんな鳥?

カッコウ(郭公)はカッコウ目カッコウ科に分類されます。

学名は、Cuculus canorus
英語は、cuckoo(クークー,クックー)

【形態】
体長は約35センチメートル。翼を広げた長さ(翼開長)は約61センチメートル。体重は、70~130グラムです。尾の長さは約148~178ンチメートルです。
初列風切(人間でいうと手首から先の部分にはえる羽)は10枚。羽毛は柔らかく、金属光沢のある鮮やかな色合いの種も多です。尾羽は長くて、8~10枚(通常10枚)。多くは雌雄同色です。

【分布】

ユーラシア大陸とアフリカで広く繁殖します。日本には夏鳥として5月ごろ飛来します。

【生態】
カッコウのほとんどは、托卵(卵の世話を他の個体に托することでです)をします。雛が早く孵り仮親の卵を落としてしまうカッコウ属の習性が有名ですが、カンムリカッコウ属やオニカッコウ属は仮親の雛と共に巣で育ちます。食性は動物食で昆虫類を始めとする節足動物等を食べる。主に毛虫を食べるとされています。

「カッコウ」にまつわる話
名前の由来は「カッコー、カッコー」と聞こえる、そのなき声からきています。
カッコウの別名は、閑古鳥(かんこどり)とも言います。
ことわざに「閑古鳥が鳴く」というものがありあります
人のいない山里でカッコウの鳴き声がもの悲しく聞こえるさまから。
意味は閑古鳥が鳴くとは、人が集まらずものさびしい様子。特に商売などがはやらず、さびれている様子をいいます。
日本では鳩時計と呼ばれるが、本来はカッコウ(郭公)が鳴く時計ですが、カッコウの別名が閑古鳥(不景気なときに鳴くとされる鳥)であるため、縁起が悪いと変えられたという説があります。

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