こんにちはキャップふみです。

 

 

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みんなの居場所「童」ってどんな場所?利用方法は?親の会「縁側」って?スタッフはどんな人?など、

情報まとまっています照れ

 

お久しぶりの読書感想文です昇天

去年読んだ本。名著

人生の10冊に入るレベル雷

 

花田菜々子著

『シングルファーザーの年下彼氏の子ども2人と格闘しまくって考えた

「家族とは何なのか問題」のこと』

(タイトルが長すぎてタイトル欄に入りきらなかった笑)




作者の花田菜々子さんは

『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』

でも知られる方で、書店員をされています。

 

今作『シングルファーザー〜』の序盤で、

かつて12年勤め「すごく愛しているという気持ちがあった」という書店が、

「典型的なやりがい搾取のブラック企業」だったと振り返ります。


「だけど、あの12年間、20代を過ごした時間に、数えきれないくらいの宝物を手に入れた。」とも


更に、そのあとの言葉が刺さってのめり込むように読みました。

 

「ブラック企業で働いている人に

「そんな会社辞めれば」と言うことは簡単だけど、もし自分も誰かに

「そんな働かせ方は異常だよ。

辞めたほうがいいよ」と言われたとして辞めていたら、あれが全部手に入っていなかったのだ。

それはもはや「私」ではない。だから答えを出せない。」

 

この言葉を読んで、

あーこれは家族や親子・夫婦関係、

他にも様々な関係性に置き換えられる話だ、と感じました。

 

管理的だったり、抑圧的だったり、

心配、不安、先回りが高じて、他者の人生を奪う。

 

それはブラック企業と似ていて、

そのことに気づいた当事者が

葛藤したり、声をあげづらかったり、

変わることを恐れるのは、


手に入れたものまで否定されてしまうような、

過去だけでなく今も(あるいは未来さえも)否定されてしまうような、

相手も自分も全消ししてしまうような、

やりきれない気持ちになるからではないか・・

 

と感じます。

 

 

 

 

作者の花田さんはその後シングルファーザーの方と出会い、

その子どもたちも含め関係を築きながら

「家族とは何なのか」を考えるのがこの本のメインです。

 

子どもとのやりとりや

ちょっとした関係性の変化に触れて、

謙虚に真摯に細かく自分の感情や思考に向き合う過程。


よく親同士の会話で、

”他所の子だと気にならないけど、

自分の子だと気になることってある”という話になるのですが、


”この違いは何なのか”

花田さんの目を通じて分解してもらっているような感覚スター

 

同時に私は血縁に甘えて、というか、

あぐらをかいてること、あるなと感じながら読みました。

 

そして花田さんのそういう姿勢は、

冒頭のブラック企業のくだりで「答えを出せない」と綴られていたこととも

つながっているような気がしたし、

実際、同時並行で出てくる仕事の話においても

その姿勢は共通していると感じていました。

 

 

 

 

美しい思い出だけにフォーカスして結果オーライで終わらせるのではなく

毒親だ・ブラック企業だと真っ黒に塗りつぶして終わるのでもなく

 

割り切れなさと向き合うこと 

それは心を深くえぐられるようなことかもしれない。

こわくてたまらなくて目を閉じないといられない日もあると思います。

 

それでも負の連鎖を止めたいと、よく生きたいと願い、薄目を開けた時。


”よく開けたね”って、よしよししてくれるおねだり

この本はそんな本だと感じました。





来年度から

隔月(偶数月)第一日曜日

親の会「縁側」再開

することになりましたお茶



 

 

猫しっぽ猫からだ猫あたま犬しっぽ犬からだ犬あたま

 

 

 

みんなの居場所「童」気づき通常活動キャップ :

第2第4水曜日です!

 

今後の活動予定は

→3月27日/4月10日、24日/5月8日、22日

流山市生涯学習センターで開催予定です。

 

お子さんの参加はもちろん、

親の方の単身参加もとってもうれしいです照れ

一緒にお喋りしたり、遊んだりしましょー♩

 

 

 

みんなの居場所「童」は、

ひとりひとりが主体的に過ごす場です。

プログラムがあるわけではありません。

学びや成長は生きていれば、自ずと。

 

「何をしてもいいんだよ照れ

「何もしなくてもいいんだよ照れ

 

そんなとき、

あなたはどんな風に過ごしますか?

戸惑うこともあるかもしれません。

けれど、思い思い自由に過ごすなかで、

参加者同士影響し合い、

自然発生的に活動は生まれます。

 

みんなで相談して、

お昼ごはんやおやつを作ったり、

遠足にいったりすることも。

 

ばらばらのまま、産まれたまま、

共に生きられますように。

 

 

活動日/第2第4水曜日
時間/11時から16時
対象/学校や家庭以外にも居場所が欲しいお子さん、親御さん
(ご希望があればどなたでも)
場所/流山市公共施設他
持ち物/昼食・水筒・おやつ・
その他自分が必要だと思うもの
費用/1回当たり

子ども: 1000円(兄弟姉妹一人+500円)

大人(18歳以上):無料 

◾️子どもも大人も単身参加OK
◾️見学ご相談ください
 

参加ご希望の方は、参加希望の日付を

下記公式LINEまでメッセージください照れ

 

■お申し込み・お問い合わせ

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