こんにちは、あさやんです。

 

【みんなの居場所「童」】の紹介はこちらピンク音符

 

 

さて、いよいよ本格始動することになった

みんなの居場所「童」と

親の会「縁側」。

 

 

ここで1つ私の「童」への思いを語ってみようと思いますひらめき電球

 

 

ちなみに「童」の言い出しっぺ、実は私です。


サボり魔なのでブログはふみちゃんに任せっきりですが汗

 

んでもって

なんで「みんなの居場所」を作りたいと思ったのか。

バラバラのままでいい場所を作りたかったのか。

 

これには実はある男の子との出会いがあったんです。

そう、私、自分の娘の居場所が欲しくて動きだしたわけではないのです…。

 

 

 

 

 

私がまだ学童保育で働いていたときのこと。

ものすごく人懐っこくてかわいい男の子がいました。

 

その子は人のことが大好きで、

得意なことは人の名前と顔と所属クラスを覚えることキラキラ

「〇〇ちゃんって、どこのクラスだったっけ?」って聞くと

即クラスを教えてくれるような子。

 

 

赴任してすぐの私にも懐いてくれて

「齋藤さん、齋藤さん」って話しかけてきては

よく後ろからおぶさってきていました。

 

でも、それで私が腰を痛めそうになって

「もしまたおぶさってきたら、齋藤さん腰が痛くなって

明日から来れないんだけど、どうする?」って聞いたら

 

「じゃあ、やーめた」って言って

おぶさってこないような

本当に素直なかわいい子でした。

 

 

でも、彼は多分に発達の凸凹の特徴を備えていました。

就学前に療育を勧められたこともあったようです。

しかし同居している祖父母がそれに反対をしていたらしく

結局そのまま普通級でソーシャルスキルを特別に

教えてもらうこともなく過ごしてきていました。

 

発達の凸凹だけじゃなくて

もしかしたらLDも持ち合わせていたのではないかと

宿題をやっている姿からは推察されました。

 

 

それでも、色々と苦労する場面はあれど、

人が好きだし、毎日学校に来て、

そのあと学童の方にも毎日のように来ていました。

 

でもね、それだけじゃ今の学校システムだと

苦しくなってしまうんですよね…。

 

 

 

クラスでも注意をされることが多くなり

勉強もついていけなくなり…。

 

クラスの中でもそういう

「あいつはダメな奴だ」っていう

レッテルを貼られてしまいました。

 

そして、自然と学童の中でも

そういう雰囲気が漂い始めました。

 

もちろんこれも誰か一人が

悪いわけではないことは分かっています。

 

 

 

でもね、でもね。

その子、だんだんとキラキラしている部分がなくなっていって…。

纏う空気も淀んだ感じになってしまい、

オーラ(見えないけど)も黒い感じになってしまったんです。

 

 

あんなに他人が好きだったのに。

近くで他の子たちが全然関係ないことで笑っていても

「今、俺のこと笑っただろ」

 

宿題をするときも

周りの人から自分が書いていることは

一切見えないように抱えて隠して。

 

でも理解できるわけではないから

盗み見をしてこっそり書き写して。

 

 

無邪気なキラキラした彼の姿が

すっかり見えなくなってしまいました。

 

 

そして、本当に恐ろしいことに

私が学童を辞める頃には

あれだけ得意だった

人の名前と顔とクラスを覚えることが

できなくなってしまったんです。

 

今まで覚えていた名前やクラスも

あやふやになってきてしまっていて…。

 

 

ものすごくショックでした。

学校に適応しようとしているがためにこんなことになるのなら

学校なんてなくなってしまえって思ったんです。

 

そして何もできずにその子が苦しんでいる姿を

見ていることしかできなかった自分が悔しかったんです。

 

 

もし、彼がそのままの姿でいられて

誰かに「勉強しろ」とか「座っていなさい」とか

強制されずに過ごせていたら。

 

キラキラした、他人が好きで人懐っこい彼は

居なくならずに済んだかもしれない。

 

 

 

「そのままでいいんだよ」

「そのままの姿で大好きだよ」

って本当は、その子に伝えたかった。

 

 

それができなかった悔しさや

 

もし、そのままでいられる

何もしなくても受け入れられる

そのままで大好きだよって

言ってもらえる場所があったら

 

 

生きづらさを抱えている子ども(大人も本当は一緒)が

少しでも楽になるんじゃないかと思ったんです。

 

 

その男の子以外にもね、

学校も居心地はよくないけれど

家には帰れないから学童に来ているって子が

結構多くて。

 

そういう子も、学校でもなく家でもない

「居場所」があったら絶対にもっとのびやかに

その子たちらしさを表現できるのになって

 

そして、それぞれの子どもの

「その子らしさ」を見たいなって心から思ったんです。

 

 

その子が持つキラキラした素敵なところを

削り取られることなく

そのままでお互いに認め合って頼りあって

生きていける世界を作りたい。

 

あの子のような子どもの姿は

もう二度と、絶対に見たくない!

本当にまっぴらごめんだ!!って思ったんです。

 

 

 

こうして私は「居場所づくり」をいつか

絶対にやると心に決めていたんです。

 

そして、それからしばらくして

運命の人、ふみちゃんと出会うのでしたラブラブ

 

 

長くなりましたが、これが私が「童」をやる理由。

 

サボり魔であまりブログには出てきませんが滝汗

これだけの想いをもって取り組んでいます。

 

 

 

というわけで、

親の会「縁側」、みんなの居場所「童」では、

参加者を募集しています。

詳細は以下の通り。

 

 

 

猫しっぽ猫からだ猫あたま犬しっぽ犬からだ犬あたま

 

 

 

 

image

 

 

 

 

 

みんなの居場所「童」は、

ひとりひとりが主体的に過ごす場です。

プログラムがあるわけではありません。

大きな危険を伴わない限り、

指示や制限、強制、誘導はありません。

 

「何をしてもいいんだよ照れ

「何もしなくてもいいんだよ照れ

 

そんなとき、

あなたはどんな風に過ごしますか?

戸惑うこともあるかもしれません。

けれど、思い思い自由に過ごすなかで、

参加者同士影響し合い、

自然発生的に活動は生まれます。

 

みんなで相談して、

お昼ごはんやおやつを作ったり、

遠足にいったりすることも。

 

学びや成長は生きていれば、自ずと。

ばらばらのまま、産まれたまま、

共に生きられますように。

 

 

活動日/毎週水曜日
時間/11時から16時
対象/赤ちゃんからお年寄りまで
場所/コミュニティスペース「椿の庭」
  (千葉県松戸市)
持ち物/昼食・水筒・おやつ・
    その他自分が必要だと思うもの
費用/1回当たり
     単身(小学生)2000円
     単身(中学生以上)1500円
     親子(1組2名)2000円
       +兄弟参加500円(1名)
◾️兄弟割引あり
◾️最小開催人数あり
◾️活動内容に応じて別途実費あり
◾️開催日3日前までにお申し込み

 

 

 

■お申し込み・お問い合わせ

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