福島県の鷲倉温泉「鷲倉温泉旅館」は、土湯峠から土湯温泉に下って、道路沿いに最初の温泉です。
 鷲倉温泉は、二種類の源泉を持ち、浴室が建物の端と端に分かれており、二箇所に入るには、服を着なければならないのですが、その価値はあります。
 以前に訪れた時には、この薬湯の岩根の湯にしか入れなかったのですが、今回は両方入れました。
 薬湯の方は、酸っぱい鉄錆び臭の温泉で、源泉掛け流し。
 飲泉所もあり、じっくり味わう事が出来ます。
 もう一つの、硫黄泉のお風呂は、内湯と露天風呂からなり、白濁の湯は正に、秘湯を実感できる醍醐味です。
 きれいな湯治の宿です。
 50年前、家族旅行で、この旅館の前をボンネットバスで通り過ぎたとき、学校の校舎の様だった旅館の建物と、大勢の湯治客が浴衣を着て建物の周囲を歩いていた姿が懐かしく思い出せます。

 詳しくは「茨城からの温泉案内」へ。