歴史小説作家・司馬遼太郎の「街道をゆく」と「坂の上の雲」を読んで、いつかは訪れてみたいと思っていた壱岐・対馬へ、3/22~4/7の17日間で車中泊しながら一人旅をしてきました。
1日目は、岡山県の自宅から山口県まで移動して、道の駅「きららあじす」で車中泊
2日目は、九州に入り、博多港から対馬行きフェリーに乗船
3日目は、対馬・厳原中心部を観光して対馬グリーンパークで車中泊
4日目は、対馬・中央部の古墳、神社、遣唐使・日露戦争の史跡を見学して対馬グリーンパークで連泊
5日目は、対馬・続日本100名城の金田城跡、上見坂公園の堡塁を見学して漁火公園で車中泊
6日目は、対馬・厳原中心部の史跡を見学して、上対馬地方へ移動して御前浜園地で車中泊
7日目は、対馬・北端の韓国展望所まで北上し、殿崎日露友好の丘見学後、南下して万関橋で車中泊
8日目は、対馬・日露戦争のロシア大砲、胡禄神社、元寇の古戦場を見学して、漁火公園で車中泊
9日目は、対馬・南端の豆酘崎灯台まで南下し、厳原に戻って清水山城を見学して、漁火公園で車中泊
9日目(3/30)は、前夜車中泊した「漁火公園」を出発して、「厳原港」、「鮎もどし自然公園」、「多久頭魂神社」、「豆酘崎灯台」、「美女塚」の次に、厳原城下町に戻って「ふれあい処つしま」で昼食にしました。
厳原港に聳え立つ「立亀岩(たてがみいわ)」という巨大な一枚岩です。
「立亀岩」という名は、亀が立っているような形から付けられましたが、本来は「立神岩(たてがみいわ)」といい、神が降り立つ場所だったようで、航海安全の神、住吉神社が祀られています。
イカ釣り船です。
私が車中泊した「漁火公園(いさりびこうえん)」からは、夜間イカ釣りの漁火を望むことができます。
11:45 厳原の中心地「ふれあい処つしま」に戻ってきました。
対馬南端の「美女塚」から30分でした。
「ふれあい処つしま」には、観光案内所のほか、特産品等の販売所「特産品の間」、自然・歴史・文化等の展示紹介スペース「観光の間」、そして「体験憩いの間」があります。
「体験憩いの間」には食堂があります。
対馬の新鮮な海の幸や郷土料理が味わえる食堂です。
対馬の木材をふんだんに使った、落ち着いた雰囲気の店内です。
対馬名物「ろくべえ」(900円)を注文しました。
江戸時代から伝わる郷土料理で、サツマイモから作った「せんだんご」をこねてうどん状にして、つゆに入れた料理です。
対馬では昔からサツマイモのことを「孝行芋」と呼び主食となる作物として大切に栽培されてきました。
つなぎを使っていないのでプツプツと短い麵で、箸でつかみにくく、レンゲですくって食べました。
このあと、秀吉の朝鮮出兵時に築かれた清水山城跡へ登りました。
ーーー つづく ーーー