うるう年の逆打ち遍路はご利益が３倍あるといわれる四国八十八ヶ所を、夫婦で車中泊しながら3/26～4/15の２１日間かけて巡礼し、ついでに日本１００名城、続日本１００名城、道の駅、温泉に寄りました。
１日目(3/26)は、岡山県の自宅から瀬戸大橋経由で四国へ渡り、香川県の道の駅「ながお」で車中泊
2～6日目は、香川県(涅槃の道場)の88番→66番札所(23ヶ所)と愛媛県(菩提の道場)の65番札所(1ヶ所)参拝、日本100名城の高松城と丸亀城の見学
7日目は、愛媛県(菩提の道場)の64番→60番札所(5ヶ所)参拝後、道の駅「今治湯ノ浦温泉」で車中泊
７日目(4/1)は、前夜車中泊した愛媛県新居浜市の道の駅「マイントピア別子」を出発して、６４番札所「前神寺」、６３番札所「吉祥寺」の次に、６２番札所「宝寿寺」へ行きました。
往時は、伊予三島水軍の菩提寺として、また大山祇神社（おおやまずみじんじゃ）の別当寺として栄えていました。
１０：３０ ６２番札所「宝寿寺（ほうじゅじ）」に到着しました。
６３番札所「吉祥寺（きちじょうじ）」から５分でした。
交通量の多い国道１１号そばにあり無料駐車場でした。
奈良時代に聖武天皇が諸国に建立した一之宮のひとつとして、伊予の一之宮神社がこの地に建てられ、その別当寺「金剛宝寺」として現在地より１ｋｍ北に開かれたのが始まりです。
こじんまりとした境内です。
弘法大師がこの地方を訪ねたのは、平安時代の大同年間（８０６～８１０）で、寺に久しくとどまり聖武天皇の妃である光明皇后の姿をかたどった十一面観世音菩薩を彫って本尊とし、寺名を「宝寿寺」と改めて四国霊場に定めました。
鐘楼跡です。
鐘は撞けませんでした。
寺は中山川の洪水や豊臣秀吉の「四国征伐」の戦禍、そして明治の神仏分離令で衰退を繰り返しましたが、明治１０年（１８７７）に再興されました。
本堂です。
御本尊は十一面観世音菩薩です。
ローソクと線香をあげ、記入した納札を箱に入れ、賽銭を入れて、お経を唱えました。
大師堂です。
ここでも、ローソクと線香をあげ、納札を箱に入れ、賽銭を入れて、お経を唱えました。
左端にチラッと写っているのが納経所です。
４月１日から納経料５００円、重ね印は３００円です。
６２番札所「宝寿寺」の御朱印です。
私は２周目なので重ね印だけです。妻は１周目なので墨書と御朱印をいただきました。
これで８８番～６２番札所までの２７ヶ所の参拝を終えました。
このあと、６１番札所「香園寺」へ行きました。
ーーー つづく ーーー