うるう年の逆打ち遍路はご利益が3倍あるといわれる四国八十八ヶ所を、夫婦で車中泊しながら3/26~4/15の21日間かけて巡礼し、ついでに日本100名城、続日本100名城、道の駅、温泉に寄りました。
1日目(3/26)は、岡山県の自宅から瀬戸大橋経由で四国へ渡り、香川県の道の駅「ながお」で車中泊
2日目(3/27)は、88番→84番札所(5ヶ所)参拝後、「源平の里むれ」で車中泊
2日目(3/27)は、前夜車中泊した香川県さぬき市の道の駅「ながお」を出発して、最初に88番札所「大窪寺(おおくぼじ)」へ行きました。
9:00 88番札所「大窪寺」に到着しました。
道の駅「ながお」から20分でした。
西側にある四国霊場最大級の山門です。
平成2年(1990)に完成した、高さ13メートルの鉄筋造りの仁王門です。
南側にもう1ヶ所山門・二天門があります。
仁王門を入ったところにある鐘楼です。
参拝にやってきました、と知らせるために鐘を撞きました。
南側にある二天門の下の参道にやってきました。
こっちの方が門前町の賑わいがあり、茶店でお茶の接待をいただきました。
右側の石柱に、「八十八番結願(けちがん)所」と彫ってありますが、今年はうるう年なので逆打ち遍路の出発点になります。
改めて参道を上って二天門へやってきました。
江戸時代の元禄年間に再建された山門です。
広い境内です。
正面に見えるのが本堂です。
矢筈山(やはずやま)を背にした窪地に、弘法大師が御堂を建てて本尊を祀ったことで、大窪寺という名になりました。
納経所わきにある「結願修行大師像」です。
88番結願札所・大窪寺にのみ名付けられる像です。
説明文によると、
四国霊場八十八ヶ所の巡拝を無事終ることができたので、大阪の有志が建立したとのことです。
今から1200有余年の昔、お大師様(空海)が一切衆生済度の為に四国八十八ヶ所をご開創されるとき、お大師様の師匠である支那(中国)の恵果和尚より授かった三国伝来の錫杖を結願所たる当山に御自身の身代わりとして納められました。
本堂です。
遍路姿(菅笠、白衣、金剛杖、袈裟)の人が多かったですが、私たちは普段着でした。
上段左から納札、ローソク&線香入れ、数珠
下段左から経本、私の納経帳(2周目)、妻の納経帳(1周目)
ローソクと線香をあげ、記入した納札を箱に入れ、賽銭を入れて、お経を唱えました。
続いて大師堂へ移動しました。
ここでも、ローソクと線香をあげ、納札を箱に入れ、賽銭を入れて、お経を唱えました。
300円払って、納経帳へ納経(重ね印)をいただきました。
私は2周目の遍路なので、御朱印を上に押す(重ね印)だけです。
妻は初めてなので、墨書と御朱印をいただきました。3月末までは300円ですが、4月から500円に値上がりします。重ね印は300円で据え置きです。
これで88番札所「大窪寺」の参拝を終えました。
このあと、源義経の愛妾・静御前ゆかりの87番札所「長尾寺」へ行きました。
ーーー つづく ーーー