2023/11/4~11/27の24日間、一人で車中泊しながら長崎・五島列島の史跡名勝・温泉・道の駅を巡ってきました。

 

岡山県の自宅を出発し、3~5日目は長崎市街観光、6~10日目は五島列島・上五島を観光

11~16日目は下五島・福江島を観光、17~18日目は長崎市観光

19日目は、雲仙市の雲仙地獄&雲仙温泉、南島原市の道の駅ひまわりで車中泊

 

19日目(11/22)は、前夜車中泊した長崎半島先端の「長崎のもざき恐竜パーク」を出発して、島原半島の「雲仙地獄」へ行きました。

雲仙天草国立公園内にある「雲仙お山の情報館」で情報収集です。

 

 

島原半島は温泉がいっぱいあって、小浜(おばま)温泉、雲仙温泉、島原温泉は地下でつながっているとのことです。

他の温泉は、火山とは関係なく湧いているとのことでした。

 

 

「雲仙お山の情報館」からすぐそばにある「雲仙地獄」です。

 

 

説明板によると、

雲仙地獄は、島原半島中央にそびえる雲仙岳の”呼吸”を観察できる場所です。高温の硫化水素が地表の岩石を溶かして白い泥にし、白い噴気とともに辺り一帯を覆う様子が、まるで生物がいないように見えることから「地獄」と呼ばれています。

 

 

「清七地獄」です。

江戸幕府のキリシタン弾圧で、長崎に住む「清七」という男が捕らえられ処刑されましたが、そのころにこの地獄が噴出したといわれ、この名がつけられました。

 

 

「お糸地獄」です。

その昔、島原城下で大変裕福な生活をしていたのに密通をした挙句、夫を殺してしまったお糸という女がいました。

お糸が処刑されたころにこの地獄が噴出したので、「家庭を乱すと地獄に落ちるぞ」という戒めを込めてこの名前が付けられたといわれています。

 

 

昼食は雲仙温泉街の食堂でした。

 

 

皿うどん定食(850円)です。

皿うどんはそれなりの味で、ごはんと餃子がついていて腹いっぱいになりました。

 

 

食堂の目の前に「温泉神社」があったので参拝しました。

 

 

旅の安全と、ピンピンコロリと逝けますように!、と祈願しました。

 

 

御朱印(500円)です。

 

 

さらに歩いて、日帰り温泉へ行きました。

「雲仙お山の情報館」で日帰り温泉入浴一覧表をもらって、雲仙らしく古い共同浴場「だんきゅう風呂」を選んでやってきました。

 

 

雲仙温泉最古の公衆浴場です。

 

 

温泉分析書です。

源泉名・・・雲仙温泉(八幡地獄)

泉質 ・・・酸性・含鉄(Ⅱ、Ⅲ)ー単純温泉

      (低張性弱酸性高温泉)

泉温 ・・・92.3℃

性状 ・・・弱乳白色 弱蛋白石濁 弱金気味 弱硫化水素臭

効能 ・・・腰痛症、神経痛、関節リウマチ、変形性関節症、疲労回復、健康増進

 

 

誰もいなかったので浴槽を撮影しました。

浴槽は熱くて、ちょうど居合わせた地元の人に聞いたら44℃くらいだろうとのことでした。

外国人もやってきて浴槽に入ろうとしましたが、あまりに熱くて入るのを諦めていました。

私は意地でも入ってやろうと思い、肩までつかりましたが10秒と持たず出てしまいました。

浴場から出るとき、番台で温度はどのくらいか聞いたら、『温度なんか測っていない、温度調節してから浴槽に湯を入れているわけではない』とあっさり言われました。

 

 

「雲仙お山の情報館」へ戻る途中、猫の写真を撮っているおじいさんのまわりの紅葉が見事だったので撮影しました。

 

このあと、南島原市の道の駅で車中泊しました。

 

     ーーー  つづく  ーーー