2023/11/4~11/27の24日間、一人で車中泊しながら長崎・五島列島の史跡名勝・温泉・道の駅を巡ってきました。

 

岡山県の自宅を出発し、3~5日目は長崎市街観光、6~10日目は五島列島・上五島を観光

11日目は、上五島のあこう樹、桐教会、米山展望台、フェリーで福江島へ移動して道の駅で車中泊

12日目は、道の駅から反時計回りで、辞本涯、教会めぐり、大瀬崎灯台、福江港、中央公園で車中泊

13日目は、続日本100名城・福江城跡、武家屋敷通り、ふるさと館、荒川温泉、道の駅で車中泊

14日目は、道の駅から時計回りで、楠原教会、魚津ヶ崎公園、水ノ浦教会、堂崎教会、道の駅で車中泊

15日目は、白良ヶ浜万葉公園、鬼岳、五島観光歴史資料館、明星院、中央公園で車中泊

16日目は、鎧瀬溶岩海岸、舞いあがれロケ地・黒瀬漁港、大宝寺、福江港・常灯鼻、中央公園で車中泊

 

13:40 玉之浦地区の地域福祉センター「荒川温泉」に到着しました。

下五島・福江島に1ヶ所しかない日帰り温泉なので、5日連続で入浴しました。                                                                  車中泊した道の駅「遣唐使ふるさと館」までは20分、「福江中央公園」までは40分かかるため不便でした。

                                                                        

 

先客は5人でした。

入浴料は300円と格安です。

1時間ほどまったりして、五島列島最後の温泉を楽しみました。

 

 

荒川温泉の前の岸壁からの眺めです。

のどかな漁港で、岸壁では小魚が良く釣れるとガイドブックにありましたが、この日は釣り客はいませんでした。

 

 

16日目(11/19、福江島6日目)は、前夜車中泊した「中央公園」を出発して、福江島南海岸をドライブしました。

「鎧瀬溶岩海岸」、NHK「舞いあがれ!」ロケ地「黒瀬漁港」、日本遺産「大宝寺」の次に「荒川温泉」で入浴後、福江港の「常灯鼻」に行きました。

 

 

15:50 福江港に到着しました。

正面の石垣が「常灯鼻(じょうとうばな)」です。

 

 

「常灯鼻」は、第30代藩主・五島盛成が、福江城を築くにあたり城の北東から吹き寄せる大波を防ぎ、築城工事を容易にするため築かせたものといわれています。

 

 

石垣の上には石灯籠が見えます。

防波堤の役割のほか、灯台としての役目をもっていました。

 

 

車で近くまで行って、防波堤の上を歩いていきました。

 

 

説明板によると、

幕末の弘化3年(1846)に完成し、さらに丸木地区からの導流提(防波堤)が2年後に完成、これによって福江川港は一新され、多くの船が安全に停泊できるようになった。

 

 

「鎧瀬(あぶんぜ)ビジターセンター」に展示してあった「江戸時代末期の福江城とその周辺」図です。

現在、防波堤の大部分は、丸木地区の埋め立て造成工事等により失われてしまったが、築造から150年以上たった今でも、激しい波風に耐え、出入りの船舶を見守り続けている。

 

 

石段を上っていきます。

 

 

「金比羅宮」の鳥居があります。

四国琴平の金刀比羅宮は、古くから「こんぴらさん」として親しまれている海の神様です。全国に600ほどある金刀比羅神社の総本宮です。

 

 

全国各地の港に昔からある常夜燈と同じです。

 

 

ここは、電球がぶら下がっています。

 

 

中に入って上を見上げると、暗くなると電気が灯るようになっていました。

近くで釣りをしている人に聞くと、夜にぼんやり明かりがつく、と言われていました。

 

 

端っこの方に、墓と思しきものがありました。

 

 

福江港ターミナルがはっきりと見えました。

6日滞在して初めて快晴となり、翌日は長崎に戻ることになっています。

天候に恵まれず、少々不満の残る福江島でした。

 

このあと、中央公園で最後の車中泊をしました。

 

     ーーー  つづく  ーーー