軽バン(ホンダ N-VAN)で車中泊しながら、山陰地方の史跡と道の駅を巡ってきました。

 

新型コロナの第4波が大きくなる前の2021/4/19~4/25の7日間、感染者が少ない鳥取・島根両県の今まで行ったことがない史跡と道の駅を、温泉で疲れを癒しつつ道の駅で車中泊しながら一人旅をしてきました。

 

1日目は、岡山県の自宅から、鳥取県の東端の道の駅まで移動

2日目は、白兎神社、鹿野城跡、青谷上寺地遺跡、はわい温泉、羽衣石城

3日目は、道の駅を巡りながら、後醍醐天皇ゆかりの船上山、中山温泉

4日目は、名和神社、大山寺、岸本温泉

5日目は、美保神社、美保関灯台、鹿島多久の湯、出雲大社まで移動

 

5日目(4月23日)、島根県で2つ目の道の駅「本庄」です。

 

 

13:15 島根半島の東端の美保神社・美保関灯台を訪問後、西へ向かって中海の北にある道の駅「本庄」に到着しました。

 

 

 

道の駅の案内図です。

交通量の少ない国道431号線に面していて、国道沿いに細長い駐車場になっています。

普通車46台、大型車5台駐車可能です。

大型車の駐車場は、トイレから離れた場所にありますが、夜間普通車側の駐車場場に駐車されたらエンジン音がやかましく、安眠できない恐れがあります。

 

 

 

道の駅の建物に大きな字で、「弁慶生誕の地本庄」とあります。

本庄は、弁慶が生まれた地として語り継がれており、周辺には弁慶島・弁慶森・長見神社など、伝説地がたくさんあります。

 

 

 

弁太(弁慶の幼名)と母・弁吉の像です。

弁太は生まれて2~3ヶ月で歩き始め、ある日母・弁吉が弁太を大きな石臼に括り付けて畑仕事に出かけたら、その石臼を引っ張ってキツイ坂道をニコニコと上がってきました。

それ以後、この坂を「越えた坂」と呼ぶようになりました。

 

 

 

情報コーナーには弁慶の子供時代の逸話が書かれています。

妖怪と言われる天狗と、身長約180cmの人間の女性(弁吉)の間に生まれた弁太(のちの弁慶)は、全身が鉄のように黒い肌で、生まれつき左肩には「摩利支天」、右肩には「大天狗」の文字が刻まれていたそうです。

何とも面白い伝説です。

 

 

特産品売り場入口のワゴンには、弁慶関連のみやげ物や、島根の特産品などが並べられていました。

 

 

 

店内には、地元の生鮮野菜、中海の魚介類の加工品、特産品が並べられていました。

特産の西条柿を使った柿ジュース、柿ソフトがお薦めです。

 

 

情報コーナーの隣にあるトイレです。

 

 

トイレは古く、和式が1つ、ウォッシュレットが1つありました。

多目的トイレもウォッシュレットが1つありました。

 

夜間は静かなので、車中泊には適していると思いました。

 

道の駅の前に広がる中海(なかうみ)です。

隣の宍道湖(しんじこ)とともに、2005年11月、国際的に重要な湿地として、ラムサール条約に登録されています。両湖を合わせて165㎢の国内最大級の汽水湖です。

中海の向こうには大山(だいせん)、その手前にはボタンで有名な大根島(だいこんじま)が見えます。

 

 

道の駅「本庄」のスタンプです。

弁慶の里に因んで、弁慶の立ち姿です。

 

 

このあと、島根原発近くの温泉「鹿島多久の湯」へ行きました。

 

     ---  つづく  ---