郷土の偉人である、剣豪・宮本武蔵と、画聖・雪舟のゆかりの地を訪ねて、中国・九州地方を旅してきました。
新型コロナの第3波が大きくなる前の、2020/11/15~11/27の13日間、N-VANで車中泊しながらのひとり旅でした。
1日目は、岡山県の自宅から、山口県の道の駅まで移動
2日目は、山口市の雪舟ゆかりの地巡り
3日目は、下関市の赤間神宮、壇ノ浦古戦場跡、巌流島、北九州市の小倉城
4日目は、福岡県田川郡の雪舟ゆかりの魚楽園、大分へ移動
14:00 福岡県うきは市の筑後川温泉にやってきました。
温泉ホテルが数件並んでいるなかで、ひなびた建物が見えたので、ここにしました。
筑後川温泉は、昭和30年(1955年)に開湯された源泉かけ流しの温泉で、環境省の「国民保養温泉地」に指定されています。
「国民保養温泉地」とは、温泉利用の効果が十分期待され、かつ健全な温泉地としての条件を備えているということが必要であり、環境省が指定します。
福岡県内では筑後川温泉(となりの吉井温泉も)が唯一指定されているそうです。
日帰り入浴「虹の湯」です。
共同浴場のほかに家族風呂もあります。
土間があって、右側が畳の休憩所になっています。
受付で入浴料500円払いました。
貴重品はコインロッカーへ入れるように言われ、財布とキーを入れて100円入れて扉を閉めたら、甲高い音がして100円が下の方へ落ちてしまいました。てっきり100円戻ってくるコインロッカーだと思っていたので、こんなことなら駐車場へ戻って貴重品を置いてくるんだったと後悔しました。
奥に進むと、「虹の宿ホテル」の提灯がぶら下がっていました。
「虹の湯」は「虹の宿ホテル 花景色」の別館で、本館の宿泊客も利用します。
大岩風呂「薔薇の湯」です。
この日は男湯でしたが、日替わりで大畳風呂「菖蒲の湯」と交替になります。
脱衣所には誰もいませんでした。
あとから2人来ましたが、広い風呂だったので3密にならずに入浴できました。
筑後川温泉は昭和30年(1955年)に湧出した温泉ですが、平成19年(2007年)に虹の宿ホテルが独自で掘削し「ラドン・ラジウム」を含む、とろみのあるツルツル・ぬるぬるの日本でも珍しい「美肌効果」のある「虹の宿ホテル」独特の「アルカリ性気泡の硫黄温泉」が誕生したそうです。
源泉名は「虹の湯」で、
湧出温度は、42.8℃
泉質は、アルカリ性放射能泉で、ラドンを含む気泡の硫黄温泉
効能は、慢性リュウマチ、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、慢性消化器病、痔症、疲労回復など
乳白色でわずかに硫黄が匂う大岩風呂に1時間ほど浸かって、のんびりと疲れを癒しました。
このあと、大分県の道の駅へ行きました。
--- つづく ---