2019年2月21日から28日までの8日間、ベネルクス3国&ドイツ旅行へ行ってきました。
5日目は、最初にアンテロープの観光でした。
ノートルダム大聖堂の見学にはまだ早いので、このような華やかな表通りばかりでなく、普通の観光では訪れない路地裏の散歩に連れていかれました。
狭い路地へ入っていきます。
左の看板は、アントワープでも有名なレストラン「サー・アンソニー・ヴァン・ダイク」です。
400年ほど前の建物で、木造からレンガ造りに漆喰を塗っています。
かつては貧しい人々が暮らしていた路地裏です。
建物で囲まれた中庭にやってきました。
10㎡ほどの狭い家に5~6人家族で住んでいました。
中庭を作って憩いの場にして、周りを建物で囲っているので外敵からの危険を防止できます。
そういえば、トルコやチュニジアで見たイスラムの家も、女性が安心して生活できるように中庭がありました。
共同の水くみ場です。
50年ほど前まで、一つの井戸とトイレを、路地裏に住み人々が共同で使っていました。
壁の下部を黒く塗っているのは、ペスト除けのタールです。
かつて貧しい人々が暮らしていた路地裏も、現在はゴミ一つない静かな空間として保存されています。
路地裏の散歩を終えて、ノートルダム大聖堂へ向かいました。
このあと、ノートルダム大聖堂の見学です。