「あだ名」が持つ魔法
「トミーさ~ん。××様から受注頂けそうです」
トミーさんとは32歳の山本主任(仮名)。
叫んでいるのは27歳の女性営業マン。
(彼女もトップ営業マンです)
以前、僕が担当していた組織の話です。
組織の全員が、「あだ名」で呼び合う風習がありました。
上司も部下も関係なし。全員があだ名です。
「なぜ、トミーなの?」
小学生の時、トムとジェリーが描かれたタオルで
ケガした弟の腕を止血した。
それが理由。
「おいたち」を語る研修があり
このやさしさ溢れるエピソードから命名
されたそうです。
ポイントは、
・あだ名が持つ距離感(な距離)
・あなだの由来に見る人柄(トミーさん、やさしい)
・同僚が1人1人の人生に関心
あだ名!?不謹慎!?
しかし、
この組織、僕がいた時は
遅刻もなければ、重大なクレームありませんでした(当然ですが)。
結構、ピリッとしていたと思います。
もちろん、業績もバッチリでした
あだ名、いいですよ。「な関係」を作りやすい!
一度、遊び感覚で呼び合っても面白いかも・・。