2024年、プロ野球が始まって2週間が経過しました。

巷では大学野球も開幕!

 

・・・ということで、東京六大学野球に向かいました。


 


今年最初の野球観戦が阪神甲子園球場での高校野球、次が神宮球場での東京六大学野球。こんなシーズンは初めてですw

 

慶応と東大の試合を観ようと、気になる選手が出場するか楽しみ半分、不安半分で球場に向かいました。


 

スタメンです。



慶応は、4番ファースト清原・背番号3。もちろん清原和博の長男、正吾くんです。



ベンチ入りはしていませんでしたが、1年生には次男、勝児くんも在籍しています。

 

清原正吾選手は、高校野球未経験で慶応大の4番に抜擢されています。高校時代はアメフトで鍛えていたとはいえ、さすがですね。

 

試合は東大の先攻で始まりました。

慶応の先発は2年生の渡辺和大。


 

1回の表、東大の攻撃。

簡単に2アウトとなった後、3番山口、4番内田の連打で2アウト1、3塁とします。

「初回からチャンスを作るとは、今年の東大は一味違うのか?」と感じました。しかし5番大原が平凡なセンターフライに倒れ、得点ならず。

 

その裏、慶応大の攻撃。

東大先発は鈴木太陽。


 

慶応は1番の水鳥がライト前ヒットで出塁すると、2番古野がレフトオーバーの3塁打を放ちあっさり先制。1-0 とします。


さらに3番本間が四球を選び、ノーアウト1、3塁。バッターは4番清原。

清原は打ちあげてしまい、キャッチャーフライと思われましたが、東大の捕手がこれをを落としてしまいます。


その後、ライト前に運びタイムリーで2-0。さすが清原です。



さらに死球で1アウト満塁となった後に、押し出し四球。これで3-0 。
続く8番森村がセカンドゴロもゲッツーとはならず、またまた追加点、4-0 。

慶応、初回に4点を先制します。

 

東大は3回表、1番から始まる好打順。

1番が中山ヒットで出塁、2番榎本は捕手ゴロ、1アウト2塁とします。
2アウトから4番内田が四球を選び、2アウト1,2塁。

続く5番大原のときに、慶応の投手渡辺が2塁に牽制悪送球、1、3塁となり大原は四球。
2アウトながら満塁のチャンスを作りましたが、6番鈴木太が三振で得点ならず。

 

 

5回表に試合が動きます。

東大はこの回も1番から。先頭打者の中山が四球を選び、さらに盗塁成功。

2番榎本も四球を選び、0アウト1,2塁とチャンスを作ります。
ここで3番の山口真は快心の当たり、でしたが慶応投手渡辺が好捕、これで1アウト。
4番内田のときに、慶応は投手交代。サイドスローの小暮。




内田はレフトへのヒットで東大が1点を返し、4-1 。さらに 1アウト1、2塁。
5番大原はサードゴロ、ランナーが進塁して2アウト2、3塁となりました。
しかし6番鈴木太陽がレフトフライで追加点ならず。

東大、チャンスは作るのですが、なかなか得点につながりません。この回も1点を返すのがやっとでした。

 

 

5回裏の慶応の攻撃。

2番の古野が死球を受け出塁、つづく本間はレフトオーバーの3塁打で1点追加します。これで 5-1

さらに3塁にランナーを置いて4番清原!

清原はサードゴロとなりますが、彼の打席は何かが起こる!

東大のサード内田が捕って1塁へ送球。しかしファースト西前がこれを取れず、さらに1点追加で 6-1

私の席からでは内田の暴投なのか西前が取れなかったのか分かりませんでしたが、後ほど確認したところ、内田のエラーと記録されていました。

 

5番横地になったところで、東大は投手交代。

ここで、私が最も見たかった選手の1人、渡辺向輝(こうき)がマウンドへ!!

この渡辺投手は、アンダースロー。ご存じの方も多いと思いますが、元千葉ロッテ・渡辺俊介投手の息子さんです!!


高3の夏が終わり「これからは東大を目指します」と宣言して現役合格した選手。





渡辺は最初の打者にヒットを許し、0アウト2,3塁のピンチを作りますが6,7,8番を抑え得点を許しませんでした。

どうせなら4番のところで「清原対渡辺」を観たかったw

 

 

6回表の東大は、投手渡辺の代打、明石が四球を選ぶと8番捕手の府川。

この府川捕手は、高校2年の秋に野球部を退部。東大に入るため勉強に集中したとのこと。

2年秋といえば新チームが出来る時期。ここで辞めるのは残念な気持ちもあったと思います。


その府川が、レフトスタンドにホームランを放ちます!




甲子園を諦めた高校生が、六大学野球でホームランを放つ・・・・。とても輝かしい1発だと思います。

これでスコアは6-3 

 

しかし慶応は小暮から代わった広池が後続を断ち、東大追加点ならず。


 

その裏、東大の投手は中村。

中村は1アウト1、3塁から外野フライを許し、ランナー生還で 7-3 。


 

7回表、慶応は投手沖村がマウンドへ。

ヒットを許しますが、難なく3アウトを取ります。


 

その裏慶応はエラーと2つの四球で2アウト満塁のチャンスを作りますが、ここは東大中村が踏ん張り、無得点に終わります。

 

その後、慶応は8回に1点を追加し、8-3として試合を決めます。

 

9回表の東大は、2アウト2塁としますが得点できず、試合終了。

8-3慶応が勝利しました。

 

そう容易くは観られない東大の勝利、いつか目の前で見届けるまで、六大学も出来るだけ通ってみようと思います。




この日の神宮周辺、ラグビーの試合やプロバスケの試合が開催されていて、スポーツで盛り上がった1日になっていました。



何よりも、天気が良くて気温が暖かかったのが良かったw

やはり屋外競技は天候が大切ですね!