2023年も、残りわずかとなりました。

今年はコロナが落ち着き、ほぼ元通りの生活ができるようになりました。

しかし経済はスタフグレーションを起こし、世界各地で戦争・紛争が起こり、米中関係も悪化・・・・。

悪いところを挙げるとキリがありません。

報道は、戦争と経済と大谷に連日独占されておりました。

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そんな中でも野球は行われます。

個人的には、人生史上1、2を争う忙しさで、ほとんど観戦が出来ない年となってしまいました。

仕事では、’90年代前半にに流行った「24時間戦えますか?」という言葉がリアルに続いた時期もありました。

当然、体力には限界があります。

ここはリゲインではなく、イチローも飲んでるユンケルを飲みまくって凌ぎました。しかも、結構高いやつ飲んでましたよw

また、終電が無くなっても仕事をしていたこともあり、人生で一番タクシーに乗った年となりましたw

 

観戦履歴としては、プロ野球が1試合・都市対抗1試合・大学野球2試合・WBC予選2日で3試合・アジアプロ野球チャンピオンシップを1日で2試合。

東京ドームのファイターズ戦が無くなった影響もあり、ファイターズ戦は行けませんでした。

 

大学野球以外は、お誘いいただいての観戦。忙しい中に背中を押していただけることは、ホントありがたいことです。コロナが落ち着いても、多忙で野球を観られない日々でしたが、その中にもそういった光がありました。少ないながらも観戦に行けたのは良かったと思います。

 

それでは2023年を、完全に個人的な10大ニュースとして振り返り、今年最後の投稿とさせていただきます。

 

1.相次ぐ野球関係者の逝去。

年始からいきなり訃報が飛び込んできました。熱狂的ヤクルトファンである、TBSアナウンサー向井政生さんが59歳でがんのため逝去。定年まで残り4か月ほどでの訃報でした。

そして、元阪神の横田慎太郎選手が28歳の若さで亡くなりました。桧山の背番号を引き継ぐほど期待された選手でしたが、脳腫瘍の再発が原因だったようです。

 

また、機械のようなコントロールで活躍した北別府学氏や「不惑の大砲」こと門田博光氏、「怪童」中西太氏ら、昭和の野球を盛り上げた方々が亡くなった年となりました。

野球ファンとして、感謝すべき方々と思います。

 



 

 

2.WBC、栗山ジャパンが優勝。日本が世界一に!

ファイターズを支えた名将、栗山英樹。ファイターズ監督辞任後に、侍ジャパンの監督に就任。栗山さんならではのチームを編成し、話題になりました。

特に「大谷翔平」と「ラーズ・ヌートバー」。大谷は、栗山さんが監督でなかったら招集出来なかったことでしょう。さらに、世界的に野球を観ていた栗山さんが目を付けたのが、母親が日本人のメジャーリーガー「ラーズ・ヌートバー」の招集。

単に有望選手をかき集めただけでなく、世界大会という印象をしっかり与えてくれるチームとなりました。

そのチームを率い、WBCを制覇!!

栗山英樹は世界一の監督となったのでした。

 

ヌートバーはその後、メガネブランドのイメージキャラクターになっていますw

色々な感動を与えてくれたWBC。シーズンとの兼ね合いが不十分なので、まだまだ否定派な私ですが、これを機により良い大会になってくれることを願います。

 

 

 

 

そして栗山監督はこの試合を最後に退任。公認の井端弘和が、早速プロ野球アジアチャンピオンシップで優勝を飾りました。

 

 

3.夏の甲子園神奈川予選、横浜高校が誤審と思われる判定により敗戦。

夏の甲子園は、神奈川代表の慶応高校が優勝。エリート集団の活躍は、甲子園に旋風を巻き起こしました。

しかしその陰で泣いたのが横浜高校。

県予選決勝、9回裏までリードしていた横浜高校でしたが、0アウト1塁のときにセカンドゴロが4-6-3のゲッツーとなるかと思われましたが、ショートが2塁ベースを踏んでいないと判断されオールセーフ!!

その後、慶応高校に逆転負けを喫し、高校No.1ショートと言われた緒方蓮選手が涙を呑む形となりました。

悲しい現実ですが、これも野球ですね・・・。

 

 

4.ファイターズが2年連続最下位、13連敗が響く。

新庄監督2年目の今年、近藤健介が抜けた打線での戦い。一時期はAクラス目前まで行きましたが、そこから泥沼の13連敗。勢いも消沈し、2年連続の最下位となりました。

この13連敗、なんと8敗が1点差・3敗が2点差という僅差続きの連敗でした。やはり近藤を失った打線は「あと1点」が遠かった・・・・。この11敗を拾っていればCSに進出できたのに・・・。

勝利のための「あと1点」を埋めてくれる選手が、来年現れることを願います。

来年は上沢が抜けることになりそうで、さらに戦力が下がると思われます。しかし、ここは育成を信じて若い選手の成長を見守りましょう。

 

 

 

5.東京六大学リーグで東京大学が勝利。

野球界では何かが起こる10月8日。10.8(じゅってんはち)などと言われます。

2023年の10.8は、東京六大学リーグで東京大学が勝利を収めました!

1年ぶりの勝利は、エース松岡投手が完投。元ファイターズ・スワローズの宮台投手以来、6年ぶりの完投勝利でした。

 

今年の東京大学は、別府選手、梅林選手らの甲子園経験者である4年生が主力でした。来期は、花巻東高野球部出身にして、花巻東初の東大生である大巻選手や、元プロ野球選手である渡辺俊介氏の長男、渡辺向輝選手が主力となることでしょう。

野球と勉強という、大先輩と一味違う二刀流の大巻、プロ野球選手の息子にして東大生になった渡辺の活躍、期待します!!

 

 

 

 

 

6.大谷翔平が日本人初の本塁打王にMVP、そしてドジャース移籍などなど、話題独占。

今年の野球は、WBCの時期から大谷翔平が独占しておりました。

話題が多すぎる大谷翔平。

・WBC優勝の立役者、最後は投手として締める

・ダブルヘッダー1戦目で完封勝利。2戦目で2本塁打。

・日本人初の本塁打王に輝く。

・2年ぶり2回目のMVP。

・10年総額7億ドルでドジャースへ移籍。

 

・・・と、規格外ですw

特に7億ドルという金額は、円相場が2円違うだけで3億円近く変わってきます。契約が発表されたときは、1ドル145円ほどだったため、1015億円と報道されました。

それが数日後に143円となった時点で、2億8千万円少なくなるという事態に。この金額、読売の丸選手、阪神の大山選手の年棒と同じ額です。

丸選手や大山選手だって、ものすごい金額をもらってるのに、それさえ霞む金額を動かしました。

大谷が金額を受け取るときの円相場は、いくらになっていることでしょう。

日本ハムの大谷から日本の大谷へ、そして世界の大谷へと昇っていきました。

 

 

7.都市対抗野球、トヨタ自動車が制覇。

今年の都市対抗は、トヨタ自動車がヤマハを破っての優勝。私は、勝手に「車とバイクの決勝」などと呼んで楽しんでいましたw

トヨタ自動車は、

1.HONDA(埼玉県:寄居町・小川町)

2.ENEOS(横浜市)

3.日本通運(さいたま市)

4.JR東日本(東京都)

と、決勝まで全て関東のチームと対戦しての決勝進出。

しかも、車業界・石油業界・運輸業界2社と、ライバルとも仲間ともいえるチームとの戦いが続きました。

 

対するヤマハは

1.日本製鉄鹿島(茨城県:鹿嶋市)

2.JR東日本東北(仙台市)

3.三菱自動車岡崎(愛知県:岡崎市)

4.王子(愛知県:春日井市)

・・・北関東・東北を破った後、3試合連続で愛知県のチームとの対戦でした。

 

ちなみに私は、1回戦のSUBARUとJFE西日本の試合を観戦しました。

朝まで徹夜で仕事して、2時間ほど仮眠を取って球場に向かったのは無謀でしたが、行って良かったw

 

 

 

 

 

8.ペナントレースはオリックスと阪神の「関西ダービー」に!

NPBでは、オリックスが3連覇!そして阪神が2005年以来の「アレ」を達成、日本リシーズは関西ダービーとなりました。

阪神が8点差で勝った翌日、オリックスが8点差で勝利。そしてオリックスが1点差で勝った翌日に、阪神が1点差で勝利という、「点差返し」が話題となりました。

 

私は運が良いのか悪いのか、6戦目と7戦目は仕事を休むことができたので、テレビ観戦で楽しめました。

どちらが勝ってもおかしくない戦いは、7戦目に勢いがついた阪神が勝利し、38年ぶりの日本一に!

 

私は6戦7戦しか観ていないため、その2試合で活躍した、阪神の「ノイジー」が記憶に残りました。

良いところで打ち、打球が本人に飛んで行き、難なくさばく姿がWBC準決勝のメキシコ代表「アロザレーナ」とシンクロしてしまい、凄い助っ人が現れたもんだと驚いていました。




・・・が、ノイジーのシーズン成績が「打率.240、本塁打9、56打点」というのを後から知って・・・どちらかといえばハズレ外国人??

しかし、私の中では、「阪神のアロザレーナ」と化したのでした。来年は腕組してくれないかな?(笑)

あまり野球を観てないと、観た試合だけの印象が残る私でしたw

 

 

 

9.台湾プロ野球に日本人、日本野球経験者が入団

シーズンオフに、台湾プロ野球も大きな動きを見せました。

まず、「楽天モンキーズ」

来季から、監督に元近鉄の古久保健二、一軍投手コーチに元西武・オリックスの許銘傑(シュウ・ミンチェ)、二軍のヘッド兼投手コーチには元中日・楽天の川岸強が就任。。

そして、選手にはBCリーグ信濃で投手三冠を達成した鈴木駿輔投手を獲得しました。

 

そして2022年に出来たチーム「台鋼ホークス」

こちらはファイターズから王柏融が入団。さらにBCリーグの武蔵ヒートベアーズから小野寺賢人投手、中日・横浜でプレーした笠原祥太郎投手を獲得しました。

 

台湾プロ野球の伝統チーム、「中信兄弟」

今季途中まで、元阪神の林威助が監督を務めていましたが、来期から元オリックス・阪神でプレーした平野恵一氏が監督に!

さらに投手コーチには、2013年WBCアジア予選で日本チームを苦しめたメジャーリーガー王健民が就任します。

 

「統一ライオンズ」

こちらは、2015年~16年にヤクルトでプレーした問題児、オンドルセクが入団することになりましたw

オンドルセクが暴れた試合、観に行っていただけに感慨深いです。来年39歳になるそうですが、元気そうでなにより(笑)

他にも、元西武の郭俊麟投手をトレードで獲得しました。

 

「味全ドラゴンズ」

2020年から元近鉄・楽天の高須洋介氏がコーチを務めておりますし、元読売の廖任磊(リャオ・レンレイ)も健在です。

今年は台湾シリーズで優勝に導きました。

 

「富邦ガーディアンズ」

今年ファイターズの二軍内野守備走塁コーチだった稲田直人が、コーチで就任することになりました!

他に、元西武の垣内哲也氏がコーチを務めているチームです。

 

台湾プロ野球、来季は魅力満載ですねw

 

 

 

 

 

10.ファイターズが初のFA争奪戦で「山崎福也」を獲得

ファイターズファンが覚悟していた「加藤と上沢の流出」でしたが、何と加藤が残留!!

信じられませんでした・・・・・

FA放出率1位のファイターズが、なんとFA争奪戦に参戦。残留を狙うオリックスの他、FA王国の読売、ソフトバンク。さらに投手が欲しいヤクルトとの争奪戦に、まさかの勝利!!

「絶対無理だろ」と思っていたのですが、他のチームより少ない金額で獲得できました。「ファイターズが一番成長させてくれそう」という一言は、ファンとしても嬉しいことです。

代わりというわけではあるのかないのか、甲子園のスターであった吉田輝星投手がオリックスへ移籍。どちらも良い移籍となることを願います。

 

他にも新外国人マーフィー・ザバラ・スティーブンソン、さらに育成で「台湾の至宝」と言われる孫易磊(スン・イーレイ)投手の獲得にも成功。18歳で154キロを投げる、アミ族の血を引く投手を獲得。(陽岱鋼と同じ民族)

この補強で使用した金額が、ほぼ「26億円」。ファイターズファンなら、どんな金額かピンとくることと思います(笑)

来季、期待しましょう!

 

 

1年働き通しで、ブログの更新もあまり出来ない1年でした。この休みは身体を休めながら色々調べようと思います。

 

皆様、今年1年ありがとうございました。

どうか、良いお年をお迎えください。

来季も野球を楽しみましょう!!(^O^)