今更感満載ですが・・・・
アジアプロ野球チャンピオンシップ、11/18の第二試合は韓国対台湾の試合。
注:チャイニーズタイペイの呼称が個人的に嫌いなので、台湾と書きます。
実はこちらの方が楽しみだったわたくしw
滅多に観られない他国のプロ野球選手を観るチャンスです!!
台湾チームは、台湾人初のメジャーリーガーであり、私が尊敬する陳金峰が監督を務めます。
そしてコーチには元西武・オリックスで活躍した許銘傑(シュウ・ミンチェ、登録名が”ミンチェ”だったことも)。
そして元阪神・ソフトバンクに所属し、一時は王柏融の通訳も務めた蕭一傑(ショウ・イッケツ、またはシャオ・イージェ)の2人がコーチとして参加していました。
ニュースをチェックすると、台湾チアガールばかりが目立ちますが、選手もしっかり注目しましょう( ̄▽ ̄)
対する韓国チーム。
こちらは今年のWBCにも参戦していた猛者、キム・ヘソンがリードオフマンを務める強者チームです。
(パドレス所属のキム・ハソンとは別人です)
ちなみに、韓国のチアも負けておりませんw
応援団長と共に、しっかり試合を盛り上げてくれました!!
(^o^)
試合は台湾の先攻で始まりました。
韓国の先発はウォン・デイン。若くしてWBCの代表に選ばれた実力者です。
1階表、台湾は郭天信(グオ・テェンシン)から始まる打線、ここは三者凡退。
その裏韓国の攻撃。
台湾の先発投手は、東北楽天の育成選手、王彥程(ワン・イェンチェン)でした。良い投球を見せて、支配下を勝ち取れるか?
しかし王彥程、いきなり2者連続で四球を出すと、3番のユン・ドンヒを迎えます。
ちなみにこのユン・ドンヒ、韓国プロ野球の伝え手の室井昌也氏が注目して欲しいといっていた選手です。
どんな選手かといいますと…
・右投右打
・身長187cm
・外野手
・背番号91
…いろんな部分で、「ほぼ"鵜久森"」ですw
そのユン・ドンヒは外野フライに倒れますが、4番のノ・シファンの時にけん制悪送球でランナー1,3塁、そこからノ・シンファンがキッチリとレフトへヒットを放ち、韓国先制。
1-0 とします。
さらに5番キム・フィジブに四球を与えますが、続くキム・ヒョンジュンはセカンドゴロゲッツー。
王彥程は崩れそうになりながらも、1点に抑えました。
2回表、台湾の攻撃。
台湾は4番の劉基鴻(リョウ・ジーホン)が、センターオーバーの2塁打で出塁します。
続く岳政華(ユエ・チェンファー)がレフトに打ち返しますが、ここは韓国のレフト、パク・スンギョがファインプレー!落ちれば1点が入っていた場面でしたが、攻守に阻まれました。
チャンスは続いていましたが、続く6番のホー・ヨンヨー、7番林靖凱(リン・ジンカイ)が倒れ、残念ながら台湾は得点ならず。
その裏韓国の攻撃。
ヒットと悪送球でランナーを2人置くと、人気者の1番打者キム・ヘソンがライトへタイムリーを放ち 2-0。
さらに2番キム・ドヨンもタイムリーで 3-0。
ここで台湾は投手交代。東北楽天の王彥程はアピールに失敗する形になりました。
2番手には、江國豪(ジアーン・グオハオ)が登板しましたが、ヒットと四球で満塁になると、5番キム・フィジブにセンター前ヒットを打たれ、2人が返り 5-0となります。
台湾は4回表、先ほど2塁打を放った4番劉基鴻がソロホームランで1点を返し、5-1となります。
さらに5番の岳政華が2塁打を放ち、反撃開始か?と思われましたが後続が断たれ1点止まり。
ここで点が取れていれば、今後の展開も変わったような気がします。
次に試合が動いたのは、5回裏韓国の攻撃
韓国は6番キム・ヒョンジュンが2塁打を放ち、続くキム・ジュウォンがライトオーバーの3塁打を放ち 6-1。
韓国が一方的にリードし続け、このままコールドかと思われる雰囲気になってきました。
しかし6回以降はお互いランナーを出すも決定打が出ず、0行進となります。守りはといいますと、韓国・台湾とも小刻みな継投で6-1のまま試合終了、決勝戦には韓国が進む事となりました。
韓国、台湾の若い選手が観られて良かった!
かつてのNPB選手がコーチに、メジャーリーガーが監督になった台湾。
反対に、ソン・ドンヨルやイ・ジョンボムらNPB経験者無しで挑んだ韓国。
これからどのようなチームになるのか、楽しみです。
もしかしたらこの中に、日本に来る選手やアメリカに渡る選手もいるかと思います。
今後、オーストラリアを含めた4ヶ国のプロリーグによって、アジア野球を是非とも盛り上げて欲しいものです。